【後編】Vox マッドサイエンティストASMR和訳【Luxiem 日本語訳】

 

本日は、にじさんじEN

Vox Akuma/ヴォックス・アクマさんのこちらの配信

のラスト35分を和訳してみました。

 

 

 

管理人
今回もお付き合いくださり、ありがとうございました🙇

 

 

 

もう配信から三週間経つということで、驚いています^^;

 

 

 

▼一つ前の記事はこちらです

【中編】Vox マッドサイエンティストASMR和訳【Luxiem 日本語訳】

 

 

※動画が再生されて発生した広告収益は全て、動画権利所有者とYouTubeの二者間で分配されます

※誤訳も多いかと思われます。申し訳ありません。もし、目に余る誤訳がありましたら、大変お手数をおかけいたしますが記事下部のマシュマロよりご連絡いただけますと幸甚です


音声記録セクション2 No.1

 

 

▼動画をクリックいただくと該当シーンからスタートします

 

※1:20:38〜

 

 

音声記録セクション2、No.1。

 

 

 

 

あの子の身体を

なんとか正しく保存することができた。

 

 

まるであの子の魂がまだこの世と繋がっていて、

変わらず私の側に居るかのように思える。

 

 

 

 

だが不安要素は尽きない。

 

遺体はほとんど無傷だが・・・

当然ながら、

いくらか破損してしまった部位もあった。

 

ージジッ(機械音)

 

 

 

 

 

 

はぁ〜・・・すぅ。

出来うる限り、保存していくつもりだが・・・

 

 

 

それでは、 正しくない   。

 

 

 

隠れた教義、石碑の類にも全て目を通し

従ってみたものの、

あの匂い(=遺体が放つ腐敗臭?)だけは

どうにもならなかった。

 

 

あの子の皮膚は膨張し始め、

澄んだ瞳は・・・虚ろに一点を見つめ続けている。

 

 

この状態は、 正しくない 。

 

頭部がない身体など、正しいと言えない。

はぁ・・・

 

 

あの子はもっと。

あの子にはもっと、相応しい肉体があるはずだ。

 

もし今のまま、

生前のように美しい肉体を与えられないならば、

別の考えがある・・・

 

 

ーカチッ

 

 

※1:22:48〜

 

 

 

管理人
物語冒頭。庭でのシーンで博士が「香水を変えた?」と
聞く一幕がありましたが、このシーンと関係ありますかね?

 

 

私たち、冒頭から臭かったんでしょうか ^^;

 

 


音声記録セクション2 No.2、No3

 

 

 

※1:22:47〜

 

 

音声記録セクション2、No.2。

 

 

さて、

ちょっとした遠出をしてみたところ、

収穫があった。

 

苦労はしたが、

新しい胴体と二つの耳、

足首から下を持ち帰ることができたのだ。

 

まだ足りない部位はあるが、

少しずつでもあの子に合うものを

見つけていかなくては。

 

 

 

 

 

もう一度、あの子を組み立てたとき、

あの子は(その身体の自然さに)

何が起きたかもわからないだろう。

 

 

だからこそ、

最善を尽くすことが・・・

正しいのだと思う。

 

 

ふう。

 

明日の夜、また遠出して

足首から下に合う脚部を探しに行こう。

 

 

ーカチッ

 

 

音声記録セクション2、No.3。

今夜は大変、首尾よく運んだ。

 

我が屋敷への来客があったのだが、

その際、私は見つけたのだ。

その客人を誰かが探しにくる可能性は

限りなく低いため、

なんとかそこから二本の脚部を調達することができた。

どちらもあの子にぴったりだろう。

 

同じ人から片腕も調達できた。

 

 

 

(嗚咽)

 

 

 

だが、パーツを携え

あの子の元に戻ってみると・・・

 

 

 

(嗚咽)

 

 

ふう。

 

戻ってみたら・・・

 

ふう・・・うっ。

 

腐敗臭はさらに強くなっていたのだ。

 

うう、う、う・・・うう。

 

私はあの子の身体を

このまま維持できるのだろうか。

 

 

まさか、これが私の見る

愛しい人の最後の姿になるなどと言うことは・・・

 

成し遂げなくては。

 

ふう。

 

私たちが成し遂げるまで、

どうか持ってくれ。

 

 

ーカチッ

 

 

※〜1:26:13

 

 


音声記録セクション2 No.4

 

 

 

※1:26:13〜

 

 

ふう・・・

音声記録セクション2、No.4。

 

 

愛する人の脳を

ガラス瓶に移し替えた。

 

電極を用いていくつかの研究をした後、

脳の状態は依然として極めて・・・

 

安全だ。

 

 

 

あの子の脳が破損したらと思うと、

考えるだに恐ろしい。

例え生命活動を行なっていなくとも、

瓶の中には脳の状態を安全に保つのに必要な

栄養素が入っている。

 

 

 

身体が完成した暁には・・・

 

 

私は最愛の人を取り戻すだろう・・・

 

 

(嗚咽)

 

 

私は自身の過ちの代償を支払うのだ。

 

 

(嗚咽)

 

 

ーカチッ

 

 

すう・・・

 

 

 

 

 

 

ふう・・・ふう。

 

 

身体の準備が整った。

あの子に生き写しの・・・顔を持つ人が見つかった。

 

ひひっ・・・ふふふふ、

はっははははははっはっははは・・・!!

 

 

※↓以下の聞き取り&訳に自信がなく💦すみません🙇

 

馴染みの場所に出かけた際に出会ったその人は、

パーティーか何か・・・何でもいいが、

歩いて帰る途中のように見えて、

 

その人とすれ違ったときの私は・・・

あまりの衝撃に息もできなかった。

 

あの子が戻ってきたように感じられて・・・

 

 

普段のように

優しい男のふりをして

油断を誘えたものの・・・

精神的にキツいものがあったが、仕方がない。

 

 

 

 

頭部に衝撃を与えることができなかったため・・・

 

 

ナイフを取り出した私は

鍵を鍵穴に刺して回すような動作で

その人の首の後ろ。付け根の辺りに

真っ直ぐ刃を沈めた。

 

脊椎が切断されたその人は、

人形のようにその場に倒れて・・・

 

 

今までは

手足を切り取って帰るのにも苦労していたが・・・

今度はその人の全身が必要だった。

 

全身を活用する必要があったのだ。

 

私は遺体をそのまま持ち帰り

その人の頭部を・・・冷凍庫に入れて保管した。

残りの部位も同様にしようと思う。

 

 

この作業が終われば、

またしばらく

この家を離れられなくなるかもしれないが・・・

 

食べ物を調達する必要はない。

 

頭部以外の・・・

残りの部分は・・・最愛のあの子の肌となるし、

それ以外の部分も・・・←冷凍庫の肉の正体その2

ありがとう。

 

 

最愛のあの子の「頭部」と「肌」に感謝を。

 

 

 

ありがとう・・・

 

ありがとう・・・

 

 

 

明日はついに、その日だ。

 

明日こそ、その日なんだ。

ついに私の元に

あの子が帰ってくる。

 

 

ふっ。

 

 

信じられない。

 

 

全くもって、実感がわかない。

 

 

明日は、最愛のあの子が帰ってくる日なんだ。

 

はあ・・・ふう・・・

 

ふう。

ふう。

 

 

音声記録 終了。

 

 

〜鐘の音(音量注意)〜

 

 

※〜1:32:39(暗転)

 

 


ここで何をしているの?

 

 

 

1:32:40(足音)〜

 

 

 

〜Voxに見つかってしまう貴方〜

 

貴方:あ・・・

 

 

ふう〜・・・

 

そういうことか。

 

(咳払い)

 

 

 

ここで何をしているの?

 

 

私は君に、

本を一冊持って来てとだけ頼んだはずだ。

 

君をこの地下に導いた三冊の本の表紙には

「SOUP/スープ」の文字はなかったはずだよ?

 

つまりは、こういうことかな?

君にはまだまだ「読み書き」を教える必要がある?

 

 

 

そうだね、

君のお陰で驚くほど・・・気分が回復したよ。

 

それに多分・・・

君を一人で図書館にやった私の判断は

間違っていたみたいだね。

 

 

 

音声記録を見るのは楽しかった? ←ひぃぃぃぃぃ

 

あれらはね、

私が自分で撮影したものなんだ。

 

昨晩も

私は君に教えたね?

 

「私が君に語ることは全て、真実だ」と。

 

ねえ、ダーリン・・・

 

ふう・・・

 

 

 

おお・・・

 

 

〜撫でる音 ASMR〜

 

 

しー・・・

 

泣かないで。

 

泣かないで。

私の愛しいダーリン。

 

泣かないで。

 

 

貴方:ごめ、ごめんなさ・・・

 

 

謝らないで、わかっているよ。

私もわかっているから。

 

 

私は君に

「あまり興味を持ちすぎるな」と言ったけれど・・・

君は従わなかった。

 

私は君に

「家の外の世界のことを思い悩むな」と言ったけれど、

君は従わなかった。

 

 

しー・・・

 

〜撫でる音 ASMR〜

 

泣かないで。

 

泣かないで。

しー・・・

 

 

マイ・ダーリン。

 

 

私はね・・・とても怒っているんだよ。

 

 

でも大目に見てあげる。

今回だけ。

 

今回だけね。

水に流してあげよう。

ね?

 

 

しー・・・

 

 

〜撫でる音 ASMR〜

 

 

だから今回の君の不従順は

不問にしよう。

 

今後、二度とこの事を理由に叱らない。

 

しー・・・

 

おいで。 

 

抱きしめさせて、ダーリン。

 

抱きしめさせて。

 

〜Kiss ASMR〜

 

大丈夫。

 

大丈夫だよ。

 

上の階に戻って、

今回のことについて話し合おうか。ね? ←ひぃぃぃいい!!!

 

二人で図書館に戻って、

椅子に座ろう。

私がお茶を淹れてあげるね。

どうしてこうなってしまったのか、

原因を話し合おう。一緒に。

 

どうかな、マイ・ダーリン?

 

 

〜頷く貴方〜

 

 

ふふっ(満足)。

私を信用してくれているときの君は、

とても美しいね。

 

〜Kiss ASMR〜

 

とても、とても美しいよ。

 

 

では、おいで。

 

ほら早く・・・

 

 

※〜1:38:51(暗転、鐘の音)

 

 


地上へ

 

 

 

※1:38:51(鐘の音、図書館の扉を開く音)〜

 

 

はぁ、やはり

ここの方が落ち着く。だろう?

ほら、飲んで。

どうぞ。

 

〜差し出されるティーカップ〜

 

〜お茶を口にするVox〜

 

ほら、お茶にしよう。

 

飲んで?

 

〜首を振る貴方〜

 

それなら、私が飲ませてあげよう。

君が好きなこの方法で、はい、口を開けて・・・

あ〜、ごくごくごく・・・

 

〜お茶を飲む貴方〜

 

いいよ。

よくできました、ダーリン。

よくできました。

 

ふぅ。

 

あのね、

私はまだ君のことを誇りに思っているんだよ。

 

まだ、素晴らしいと思っているんだ。

 

例え君が、

悪意を持って意図的に私に背いたのだとしても。

 

君は真実を求め、そして、見つけた。

 

素晴らしいことじゃないか。

 

 

ううん。

 

 

おや、君、どうやらかなり・・・

 

ふぅ。

 

どうしてしまったのかな、ダーリン。

 

〜Kiss ASMR〜

 

そうだね、

君はどうやら少し・・・ふぅ。

少し、身体が硬直してしまっているように見える。

 

 

ああ、そうだ。

 

このお茶は特別なお茶でね。

 

君はもう、動けないよ。

 

 

ああ〜・・・

でも構わないよね?

目を開いたまま身体の自由は効かないけれど、

意識を失うこともない。

 

「意識」がなにかわかるかな?

 

どう説明しよう・・・

「意識がある」というのは、起きている状態のことだ。

自覚している状態、自覚を持っている状態のことで、

 

反対に眠っているときには

無意識の状態となり、君は意識を失う。

わかるかな?

 

 

(返事ができないだろうから)

わかったということにしておくよ。

そうしておくね。

 

 

よし。

 

二人で・・・

 

ちょっとしたゲームをして遊ぼう。

 

このゲームには君が必要不可欠でね、

マイ・ダーリン。

 

それまで、じっとしていてくれるかな。

君が見つけたあの地下から

幾つか必要なものを取ってこなくてはいけないんだ。

 

 

ああ、それか一緒に行ってしまおうか。

 

大丈夫、構わないよ。

身動きが取れないだろうから、

力持ちの私が君を運んであげる。

 

〜勝手に「うん」と言ったことにされる貴方(泣)〜

 

よしよしよし、

いいね、いいね、いいね。

 

〜Kiss ASMR〜

 

ふふ。

 

動けない君に関して・・・唯一、嫌いな部分があるとすれば、

それは私にキスを返してくれないところだ。

 

まあ、仕方がない。

 

〜Kiss ASMR〜

 

さあ、

一緒にお出かけしよう!

 

 

※〜1:42:51(暗転、鐘の音)

 

 


リセットボタン

 

 

 

※1:42:49(鐘の音、扉を開く音)〜

 

はぁ・・・

おかえり。

 

ああ、そうだね。

白衣姿の私を見るのは初めてだったかな、

マイ・ダーリン。

 

これはね、

気に入りの白いスーツを汚さないように着ているんだよ。

 

君も着ている服が汚れるのは嫌だろう?

 

例えば庭に出るときに・・・

二人で庭に出ているときに・・・

 

君のジーンズに泥がついたら、

君はきっと嫌だなと思うはずだ。

 

汚れるのは嫌だろう?

 

〜返事ができない貴方〜

 

うん、そうだね。

だから私はこの、素敵な白衣を着ているんだ。

 

 

マイ・ダーリン、

君に詳しく聞かなくてはならない。

 

私は君にひどく、ひどく失望しているんだ。

 

本当はとてもがっかりしたんだ。

 

君は私に “かつての知人” を思い起こさせる。

 

“その人” はね、

昔は君のようだったんだよ。

 

私を・・・私のことを信じてくれていた。

 

(涙ぐむVox)

 

私が言ったことを全て信じてくれ、

私を支えてくれたんだ。

 

頭を抱き寄せ、

心音が聞こえるほどぎゅっと胸に抱きしめて

「Voxはいつだって正しいよ」と言ってくれた。

 

でも、あの子は変わってしまった。

私を抱きしめるのを止め、

代わりに私を傷つけ始めた。

 

とうとうある日、

私は自分が受けた傷の分、あの子を傷つけようと決めたんだ。

 

 

 

君は・・・

とても上手くやっていたよ。

 

とても上手くやっていた・・・

 

何ヶ月も何ヶ月も、

君は私に従って勉強していたね。

 

おお・・・

 

 

(荒い呼吸)

 

 

 

しかしこうなってはもう、

元には戻れない。

 

君は間違いを犯した、マイ・ダーリン。

 

ふう・・・

君は私を傷つけた。

 

だから今、これから・・・

私は人類の多くが望んできた “あること” を君に施す。

 

記憶の「リセットボタン」を押すんだよ。

 

ただ、

これはあくまで隠喩だ。

実際には君は「リセット・ボタン」など持っていないから、

ボタンなどではなく・・・脳に

それを求める必要がある。

君がもっとも長い付き合いをしているそこに、

「忘れる方法」を学んでもらうんだ。

 

 

脳の素晴らしいところはね、

それほど痛みを感じさせないところにある。

ただ・・・ほんの少しの痛みに耐えるだけで

全てを忘れたくなるはずだ。

この地下室のことや、

ここに居た人に関する全ての記憶をね。

だから、

とにかく君を再構築しようと思う。

 

 

〜撫でる音 ASMR〜

 

 

さあ、今から始めるよ。

 

綺麗に切断してあげるから。

 

動いては駄目だよ。

 

泣かないで。

 

泣かないで。

しー・・・

 

泣かないで。

 

自分の身体が恋しいのはわかるよ。

でも、私が新しい身体を用意してあげるから。

もっと良いのを用意してあげるから。

 

いいよね?

 

〜Kiss ASMR〜

 

それでこそ、私の愛する人だ。

 

〜Kiss ASMR〜

 

私の最愛の人。

 

〜Kiss ASMR〜

 

ああ、君はなんて優しいんだろうね。

 

〜Kiss ASMR〜

 

では、暴れないでね。

 

頭が動かず周囲の様子がわからないだろうから、

覚えているうちに伝えておこう。

君の手足、

つまり両腕と両脚だが・・・

 

それぞれ

上下に一枚ずつ刃がついた・・・

 

裁断機の間に挟まっているんだ。

⚠︎以下、残酷な描写が苦手な方はご注意ください

 

これから四つ全て押し下げていくからね。

 

いい?

 

では、始めるよ。

 

まずは左脚からだ。

 

手を握っていてあげる。いいね?

すぐに終わるから・・・

君の小作りな頭は

このこともすぐに忘れてしまうから大丈夫・・・

 

〜斬〜

 

ふぅ・・・。

綺麗に切れた。

 

泣かないで。

泣かないで。

しー・・・

泣かないでよ。

しー・・・・・・・大丈夫だから。

 

 

はぁ・・・

 

さあ次は右脚の番だ。私の手をぎゅっと握っていてね。

私も君の手を握るから。

心配いらない。

君が動けないことはわかってるからね。

 

〜斬〜

 

(荒い呼吸)

 

上手くいった!

上出来だよ。

 

ああ、視線が虚ろに彷徨い始めたね。

もうすぐ終わるから我慢して、マイ・ダーリン。

 

〜Kiss ASMR〜

 

あっという間に終わってしまうからね。

 

さ、次は腕の番だ。

 

ふう・・・手を握ろうね。

私が君の手を握ろう。

 

しー・・・

 

こっちの手を繋いで、

こっちの手にはそっと、優しく行くよ・・・

 

〜斬〜

 

ふう・・・

ふう・・・

 

ここまで来れば、ほぼ終わりだよ。

 

さあ、最後の一本だ。

ごめんね、

これが終わってしまったら、もう君の手を握れない。

 

はあ・・・ふう・・・

 

ふう・・・

 

こっちの腕もいくよ。

 

〜斬〜

 

ああ・・・

 

おお・・・

 

ああ・・・

 

〜Kiss ASMR〜

 

私はいつも言っていただろう?

君はいつだって、

“出会ったあの日” と変わらず美しい。

 

〜Kiss ASMR〜

 

さあ、最後の仕上げだ。

 

あと一つ。

これで最後だよ。

 

 

頭を失う準備はできた?

ああ、違った。ふふっ。

 

“身体を失う準備はいい?” が正しいね。

 

君の頭部はずっと私と一緒なのだから。

君はこれからも生き続ける。

ほんの少しの間・・・眠るだけだ。

 

さあ、では。

 

私を信じてくれる? ダーリン。

 

ふっ。

 

ふふっ。

 

 

君の瞳に

何らかの変化が見られたら良いのに・・・でも、大丈夫。

私には、君の無表情の裏にある心がわかる。

君の目の奥に潜む

君の気持ちがわかるよ。

 

 

幸せなんだよね?

 

私の手によって、

自らの過ちの代償を払わせてもらえることが。

 

そうだと思ったんだ。

 

そうだと思っていたよ。

 

〜撫でる音 ASMR〜

 

はぁ・・・

しー・・・

 

〜Kiss ASMR〜

 

 

 

 

ふう。

それじゃあ、いこう・・・

 

またすぐに会えるよ、マイ・ダーリン。

 

私の愛しい人。

私の星。君は夜空の下の完璧な静けさ。

※my star, my perfect silence
アメリカの詩人、ウォルター・ホイットマンの作品の一節から抜き出した言葉で、
アメリカのドラマ『ブレイキング・バッド』に登場する有名なセリフ。
なんて訳したら良いのかわからなかったので、訳は私が適当にしてしまいました🙇

 

私の親友。

そして、

今もこれからも永遠に変わらぬ私の最愛。

 

これは “終わり” ではないんだ。

 

 

〜斬〜

 

 

※〜1:54:38(暗転、時計の音)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

管理人
博士にとっての「出会ったあの日」とは「どの日」のことだったんでしょう

 

 

生前のKindredと初めて出会った日ではなく、

自分が殺してしまったKindredを理想通りに組み立てていった日々の方が、

博士にとっての「忘れられない大事な日」だったのかもしれませんね💦

 

 


鳥の囀る庭/ パパとモッキンバード

 

 

 

※1:54:38〜

 

 

ああ・・・

 

目が覚めたんだね。

 

 

〜Kiss ASMR〜

 

 

君が永遠に眠ったままなんじゃないかと思い始めていた。

 

 

しー・・・

どうしたの?

 

おいで。

しー・・・

 

おいで。

しー・・・

 

〜Kiss ASMR〜

 

おいで。

 

 

 

〜Kiss ASMR〜

 

 

 

しー・・・

 

 

〜撫でる音 ASMR〜

 

 

心配いらないよ。

しー・・・

 

 

 

 

 

大丈夫だから。

 

 

 

〜HUSH LITTLE BABY Don’t Say a Word Lullaby♪〜

 

しー、可愛いダーリン。

静かにね。

パパが「マネシツグミ」を買ってあげよう。

もしも、「マネシツグミ」が歌わなかったら、

ママがダイヤの指輪を買ってあげる。

 

 

 

 

 

ーおしまいー

 

 

 

 

 

 

 

 

今回のASMRの一番最初のセリフは

 

“I was beginning to think you might never wake up.”

君がもう二度と目覚めないんじゃないかと思い始めていた。

 

でしたが、

記憶を失ったKindredが聞いた言葉は

 

“I was beginning to think you might sleep forever.”

君が永遠に眠ったままなんじゃないかと思い始めていた。

 

でした。

 

 

管理人

ほとんど同じ意味だけどちょっと違うセリフに、「Voxさんはどんな思いを込めたのかな」など、ちょっとした部分にもものすごく興味を惹かれる作品でした

 

 

 


まとめ

 

 

今回も素人訳に長々とお付き合いくださり、ありがとうございました🙇

考えさせられる、余韻が残る作品でしたよね・・・

 

博士にとっての “愛” って、なんだったんでしょう?

 

*「思い通りに愛してくれないなら、そんな君は要らない」と言うのは、
他者への愛というより “自己愛” に近いのかな?
*幼児化したような無垢なKindredにも優しくできるのに、図書館やベッドでのあの穏やかな時間は自ら手放してしまうんだな・・・(泣)
*博士の目的は「生前(オリジナル)のKindredの復活」ではなく、「理想のKindredの創造」だった。でも、脳みそがオリジナルのままであるKindredは結局、博士の研究の倫理性を責めたオリジナルのあの子に寄っていく可能性があるわけで・・・。博士の理想を求める旅は終わらない矛盾&無限ループ・・・

 

 

とか、私も色々と悲しくなりながら考えつつ視聴していました。 

 

 

頭のいい博士ならきっと自分の行動の矛盾に気づけるだろうに。

認めてしまったが最後、

あの子が自分から離れていった事実とも向き合わなくてはならないから

閉じた理想の世界の中で自分を守っているのかな・・・なんて。

 

愛情とプライドと、

あと純粋に加虐嗜好と色んなことがぐちゃぐちゃな自分に苦しみながら

実体のない愛を諦められない様子の博士に、切なさが募りました。

 

 

 

 

また、

 

*モッキン・バードがKindredの暗喩として機能しており、最後に伏線回収される点
Vox博士の行動が、『羊たちの沈黙』の中で犯人が犯す罪(人の皮膚を剥ぐ)と重なっている点
*『羊たちの沈黙』の著者であるトマス・ハリスの別作品『ハンニバル・ライジング』を元にした映画ネタが盛り込まれていた点(二人だけの世界を壊しにくる侵入者&スープの中の肉が実は・・・)

※気になる方はぜひ、映画『ハンニバル・ライジング』をご覧くださいませ🙇レクター博士の過去が明かされています

 

 

など、今回の作品もあちこちに捻りがあって感動しました。

 

 

 

 

持論なのですが、人の心を動かす作品って

作者の精神も削っていくような気がしていて、

こんなに凝ったものをほぼ毎週、実質無料で “ライブ配信” するなんて

本当にあり得ない才能&労力だと思います。

 

週一でASMR配信するのみでも準備と本番でキツイだろうに、

その他の自枠配信もあってコラボもあって、案件の確認もあって・・・

 

 

 

先日、マシュマロをいただいて ←いつもありがとうございます🙇💦

絵文字と文面で「あ、あの方だ*^^*」とわかるようになってきたのですが、

推しの心の平穏が何よりだと仰っているのを拝見し、

本当に本当に、そうだよなと感じました。

 

 

 

 

 

 

なんだかまとまっていない「まとめ」になってしまいましたが ^^;

 

今回もありがとうございました。

 

 


これまで訳した作品はこちらです*^^*

 

★ほぼ全編意訳

騎士ASMRを見る
ドラゴンASMRを見る
マッドサイエンティストASMRを見る
触手/天使ASMRを見る(年齢制限あり)
彼氏ASMR1を見る
彼氏ASMR2を見る
彼氏ASMR3を見る

 

★要所を抜き出した意訳

画家ASMRを見る
ヴァンパイアASMRを見る
執事ASMRを見る
機長ASMRを見る
上司ASMRを見る(年齢制限あり)

 

 


 

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管理人
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いつも、ありがとうございます✿