前編【KNIGHT RP ASMR 和訳】騎士団長Voxと貴方の物語【日本語訳・ヴォックス】

 

 

本日は、にじさんじEN

Vox Akuma/ヴォックス・アクマさんのこちらの配信

【KNIGHT RP ASMR】You Will Have My Sword【NIJISANJI EN | Vox Akuma】

を和訳してみました。

 

 

約1時間58分の配信をだいたい40分ずつに区切り、

前編、中編、後編の3つに分け、

おおよその流れがわかるよう要所を抜き出して記事にしていく予定です。

 

 

 

 

管理人
中編 & 後編の方は、近日中にUPできればと思っております。
今回は特に壮大な物語で、Voxさんの一言ひとことが重すぎるため、どこを切ったら良いのかわかりませんでした。お目当ての場所が入っていなかったらごめんなさい💦

 

 

 

※動画が再生されて発生した広告収益は全て、動画権利所有者とYouTubeの二者間で分配されます

※誤訳も多いかと思われます。申し訳ありません。もし、目に余る誤訳がありましたら、大変お手数をおかけいたしますが、記事下部のマシュマロよりご連絡いただけますと幸甚です


はじめに

 

 

▼以下、動画をクリックしていただくと該当シーンから再生されます

 

 

こちらの配信には、18歳以上を対象とする音声が含まれている可能性がございます。

配信の内容は即興であるため、当該シーン全ての開始タイミングで警告を発することは致しかねます。

内容に懸念がある方は、視聴をご遠慮ください。

また、当配信には暴力や流血表現が含まれる可能性がございます。

配信内容はあくまでロールプレイングであり、

視聴者の皆様に些細な楽しみをご提供することを目的としています。

お楽しみください。

 

 

 

 〜【RP ASMR】この剣に懸けて、貴方を護る 〜

 

 


ちょっと脱線して小話/ 今回のタイトルは『ロード・オブ・ザ・リング』のオマージュ??

 

 

▼『ロード・オブ・ザ・リング』屈指の名シーン

アラゴルン、レゴラス、ギムリが、それぞれ己の剣・弓・斧にかけ、
恐ろしい指輪をこの世から消すための果てしない旅に出るフロドに対し、
「俺が貴方を護る」と誓うシーンです。

 

 

 

“You Have My Sword”

 

アラゴルンがフロドに告げています。

今回、Voxさんの動画のタイトルは

 

“You Will Have My Sword”

 

なぜ、willが入るのかですが、

このwillは「未来」を示しているのではなく「意志」を示しているのかなと思います。

はっきりと、強い感情を込めて、「私の剣が貴方を護る」と。

 

 

管理人
壮大な物語が始まる予感ですね!!!

 


戦況 黄金の広間にて

 

 

 

ああ・・・(貴方に向かい、頭を垂れるVox団長)

 

再びご尊顔を拝し光栄です、我が主。

昨晩の眠りが、貴方にとって心地よいものであったことを願っております。

 

この清々しい朝に、時は満ちました。

神の思し召しがあれば、

私は「ある」と信じていますが、

貴方の尊き名の下に、今日という日は輝かしい戦績で彩られるでしょう。

 

(すぅ〜・・・)

 

 

 

貴方:あの、私たちの関係って

 

 

はい。もちろん、承知しております。

貴方は・・・私の

慎ましいお人柄の、素晴らしき主人。

 

そして私は、いやしくも

貴方様と同じ志を胸に抱き、実現する者でございます。

 

 

近衛騎士団長として、我々が直面している

只今の戦況をご報告いたします。

 

ご存じかもしれませんが、

我々の国境に脅威が迫っております。

異国の戦士たちが剣、斧、弓を握り、

貴方の治めるこの輝かしい王国を滅さんと進軍しているのです。

 

貴方の騎士たる者は私を含め皆、

敵のあらゆる抵抗を即座に鎮圧すべく、出撃する準備が整っております。

 

 

血は流れ・・・

落ちる命も・・・、あるでしょう。

けれど、全勢力を以って貴方の意志を貫く。

我々がこの手で。

 

 

公の場では無く、

貴方にこうして直に謁見できる機会を賜れたこと。

これは、途方もない名誉に違いありません。

 

どうか、このささやかな感謝を受け入れてください。

 

 

 

正直に申し上げるならば、我が主よ。

此度の脅威は、我々がこれまでに直面してきたどの戦よりも

大きいように思われます。

私の部下、そして私は、これまで国境に迫る敵を打ち砕くべく

弛まぬ訓練に励んで参りました。しかし・・・

 

 

敵の数は圧倒的だ。

とても、とても・・・とても、圧倒的なのです。

 


貴方の騎士に神のご加護を

 

 

 

 

我が唯一の望みは、

貴方様がお与えくださる「祝福」です。

この黄金の広間からどうか、

戦地へ赴く我々への加護を祈ってくださいませんか。

 

聞き入れていただけるのならば、どうか。

 

私の些細なご奉仕が、

我が主のご期待に十二分に添え得るものであったのならばですが、

どうか一つだけ。

この望みを叶え、聖なる栄誉をお与えください。

その御手で私の両の肩に触れてください。

 

そして、約束していただきたいのです。

 

貴方の意志と・・・その聖なるお力は、

凄惨な戦いの最中も我々と共にあり続けると。

 

 

貴方:わかりました。ならば、膝をついて

 

 

仰せのままに、我が主。

貴方の前に跪きます。

 

 

〜膝を折った騎士に、祝福を授ける貴方〜

 

 

拝謝申し上げます。

 

ああ、我が主。

私の鎧に触れた貴方の御手の温もりが、

この魂に焼きついた心地がいたします。

 

貴方のお力の素晴らしさは、疑いようもありません。

その血に流れるお力が、

鎧、鎖帷子、皮膚さえも障壁とせず、

我が心に輝きをもたらすのです。

 

 

 

補足:Vox団長率いる部隊は国境戦の最前線に赴く「戦力の要」です。
ここが破られると、貴方の王国は敵に蹂躙されてしまう可能性が高く、
団長はそのことを酷く恐れています。

これからすぐに、団長の部隊は近くの森の中に設けられた野営地に移動し、
憎き敵を討つために進軍を開始する予定です。

 


指輪 揺れる心

 

 

 

 

出立の前に、我が主が私に望むものはございますか?

 

この剣がそうであるように、我が身も魂も貴方の物だ。

 

 

貴方:ただ無事で、生きて帰ってくると誓って

 

 

お心のままに、我が主。

貴方のご意志に添うことは我が喜び。

 

〜再び跪く、騎士〜

 

貴方がそう仰ると、存じておりました。

どうか、この指輪を受け取ってください。

 

 

〜指輪を贈られ、手の甲にキスを受ける貴方〜

 

 

御手への口付けを許していただき、

栄誉ある特権に感謝いたします。

 

 

そして、私はこの命つづく限り

神聖なる貴方様が私にお与えくださった信頼を

裏切ることはありません。

 

親愛なる我が主。

 

 

(はぁ・・・)

さあ、時を逃してはいけません。私は向かいます。

敵の到着まで、そう長くはかからないでしょうから。

 

我々の取る作戦についてですが、

我々は、敵に正面から挑みます。

守りに徹することをせず、攻める。

ここから真西の草原にて、敵と打合いになるでしょう。

 

 

我々は、「騎士団の強み」は白兵戦にあると信じているのです。

※白兵戦:手に剣や槍を持ち、近距離で敵と戦う戦法

 

剣と剣で切り結ぶ。

臆病者のように戦うつもりは、毛頭ありません。

胸壁の上に立ち、敵が薙ぎ倒されるのを見るということはしない。←籠城戦の戦い方。今回は野戦

 

 

貴方の同志は貴方のために血を流し、命を落とすでしょう。

そして、私もーー

 

 

心の中に・・・雷鳴を感じるのです。

嘘偽りなく、晒け出して申し上げるならーーー

 

実のところ

私が最も恐れているのは、「負傷」ではありません。

私は剣で貫かれ、不浄なる戦場をこの血で染めるのでしょう。

 

 

必ず生きて帰ります。

生きて帰るためならば、何だってする。

もう一度、貴方の前に跪き

そのお顔を拝するためならば、何だって。

 

 

(はぁ・・・)

 

 


貴方の騎士が、最も恐れていること

 

 

 

私が最も恐れているのは、「死」です。

そして、二度と貴方の顔を見られなくなることだ。

 

無事に帰還した私たちに微笑む、貴方の顔を見られないことだ。

 

 

 

 

管理人

Vox団長もこれが無謀な戦いだとわかっているんですよね。
だから、「死んでくる」と「必ず生きて帰る」の間で、言動が揺れているのかもしれません。ざわつく展開です・・・

 

 

 


共に森へ

 

 

 

謁見でき光栄でした、我が主。

そして本日、お時間を頂けたことに感謝申し上げます。

 

魂が千倍にも膨らみ、身体は全ての敵を跳ね返すほどに

屈強になった心地がします。

 

この広間から出たら、

私はその足で部下を集めつつ、進軍を開始いたします。

もし、お許しいただけるのならば、

戦の準備を整えるための野営地まで、馬に乗り共に参りませんか?

 

貴方が我々と共に進軍したいと望まれている、その野営地までです。

もちろん、

戦地の側までは決してお連れできませんが・・・。

 

 

ただ、私は・・・怖いのです。

貴方がこのまま、ここに残ることを選ばれたとして、

ここで別れたが最後、二度とお目にかかれない気がして。

 

 

貴方:野営地まででも構いません。連れて行って

 

 

お心のままに、我が主。

有り難き幸せ。

 

貴方の馬を用意し、

私と部下が馬で囲み護衛いたしましょう。

いかなる敵が身を潜めていようとも、我々が貴方を守ります。

 

 

貴方:わかりました

 

 

感謝いたします。

 

では、失礼を。

本日は、お時間を割いていたーー

割いていただき、誠にありが・・・

 

はぁ・・・。(言葉に詰まり)申し訳ありません。

 

 

貴方としたいことが、まだ山ほどあるのです。

無事に帰還できたら、

聖なるこの国のためにしたいと思うことが山ほど。

 

 

どうか、共にいらしてください。

馬に乗り進み、

我が国に害なす者共を滅ぼしましょう。

 

 

〜森へ〜

 

 

(深呼吸)

 

野営地はすぐ側です。そして、

貴方に心から申し上げたいことがございます。

 

 

ふぅ。

 

私を取り囲むこの新鮮な空気。

 

たくさんの鳥の囀り。

 

豊かな自然が私の心を、自信で満たしてくれる。

 

けれど、我が主はご存じないようだ。

だから私は、お伝えしたいのです。

 

この森に住まう全ての鳥たち、全ての命はまさに、

貴方のお力あってこそ、こうして存在しています。

 

 

この国を導く貴方のお力。

 

国土を守らんとする貴方のご意志。

 

そして、この国に害なす者は何人たりとも許さないその強さ。

 

 

貴方を護れるというこの使命は、

私にとって素晴らしく、素晴らしく価値あるものだ。

 

 


木漏れ日の下、座って話そう

 

 

 

少しの間、ここで腰を下ろしませんか?

 

貴方の仰せに従い、

我々は敵に立ち向かうため万全の準備を整えました。

しかし、こうして少し話す程度の猶予はあるはずだ。

 

もし我が主の御心に何か、不安が巣食っているならば、

私が和らげて差し上げられるかもしれません。

 

 

貴方:そうですね。そう致しましょう

 

 

感謝申し上げます。

 

 

 

 

〜木漏れ日の中、腰を下ろす騎士と貴方〜

 

 

 

 

貴方:この戦は、どれくらい続くのでしょうか

 

戦がいつ終わるのかですか?

それは難しいご質問です。

 

我々の部隊は可能な限り迅速に敵を殲滅すべく、剣を振るいます。

それが、消耗戦を狙わず出撃し

正面から斬り込むことを選んだ理由の一つです。

 

この方法が、より多くの騎士の命を守るため最善であると信じている。

 

臆病にではなく勇敢に立ち向かえばーーー

騎士の命はより長らえると。

 

 

貴方:わかりました

 

 

 ご理解賜り、ありがとうございます。

 

 

 

〜静かに流れる時間 

 貴方の騎士にささいなお願いをする貴方〜

 

 

 

もちろんです、我が主。こちらへ。

私の胸に寄りかかり、お休みになってください。

 

僅かでも、お心が晴れるのでしたら。

 

 

貴方:ありがとう、慰めてくれて

 

〜騎士の胸に寄り添う貴方〜

 

 

貴方を癒せたのならば、光栄です。我が主。

望外の名誉です。

 


騎士の腕の中で不安を吐露する貴方

 

 

 

貴方:貴方が心配なのです

 

このようにお考えください。

 

私の使命は危害を加えんと企む者から、貴方を護ること。

 

そのために生きてきたのです。

戦に赴くことで失われるものなど、私には無い。

 

 

騎士学校では昼夜問わず弛まず訓練に励み、

何十年と過ごしました。

 

聖なる貴方から直々に、団長の職務を賜った。

 

 

貴方と志を一にするこの騎士が、

己が使命を全うできず、どうすると言うのです。

 

 

待つのは、死を凌駕する苦しみに違いありません。

 

 

主なく虚に生きる苦しみには及ばない。

 

剣で胸を貫かれる痛みも、

矢に喉を・・・射られる痛みも。

 


幼少の思い出

 

 

 

我々の幼少の頃を覚えておいででしょう。

 

思い出されます・・・

王家に生まれた幼い貴方を。

 

騎士学校に入学した直後のことです。

 

もし、我が主がお許しくださるならば、

思い出を語ってもよろしいでしょうか。

 

貴方:ええ

 

私の師は頑固な老人で

王族の方々が神殿や玉座にお見えになると、

彼はいつも、貴方を指差したものです。

私が貴方のお姿を遠目に拝することができるときには、いつも、

彼はこう言いました。

 

 

“あのお方だーー

あのお方こそ、我々の戦う理由なのだ。ひよっ子よ”

 

 

きっとあの頃からずっと・・・

自覚はなかったかもしれませんが、

私は憧憬をもって貴方を見つめておりました。

 

国を導く我が主の手腕は、

ご幼少のみぎりより飛び抜けており、

 

私は祈ることしかできませんでした。

この年月が、あの頑固オヤジと修行に明け暮れた数十年が、

どうかその甲斐あるものになってくれと。

 

ですから、むしろーー

死は望むべき結果なのかもしれません。

 

貴方をお護りできぬのならば、

死ぬ方がましなのです。

 

貴方:やめて!

 

・・・ありがとうございます。

 

 


作戦の詳細

 

備考:新たに戦況の知らせがもたらされました。
どうやら敵は貴方の王国の兵力を過小評価し、予想より少ない兵を送ってきたようです。

もしくは、独自の戦法を取る貴方の軍を打破しようと、
熱心に様子を伺っているか・・・

遠距離戦用の軽歩兵を持たない敵は、本陣から遠く離れてまではこちらに攻め入ってこれません。
Vox団長はこれを吉兆と捉えました。

 

 

もちろんです、我が主。

常に用心いたします。

我々の戦略は変わりません。

 

しかし、

敵の敵軍の大部分が、我々を真正面から攻撃してくると知った今、

我々はより前方攻撃に特化した構えを取るべきでしょう。

 

戦術についてお話したいのですが、

もし我が主がこの話題を疎まれるならば、

どうか、お気を遣われずに仰ってください。

 

 

私にとっては興味深い話題ですが、

私の好みなど二の次です。

我が主が、戦いの前のこのわずかな時間を楽しまれているのであれば、

それに勝るものなど無いのだから。

 

 

貴方:話して。聞きたいです

 

 

我々は自陣の頭に非常に強力な騎兵隊を置いています。

私もこの部隊に入りますが、

我々は敵が方陣を組んでいると考えているのです。

長方形型の陣の一種であるとお考えください。

 

我々は三つの菱形陣形を保ち進軍するように努めます。

敵の方陣に真正面から切り込み、穴を開ける。

これが、この陣の基礎となる効果です。

 

三つの菱形はそれぞれ等間隔を空け、敵を攻撃し、

敵の方陣を分断します。

 

前線で馬に乗り・・・

 

鬨の声が聞こえたら、

私は部下の士気を高めると同時に敵を打ち破るでしょう。

 

 

我ら騎兵隊は敵陣を突き抜け、戦力を散らした後、

再び向きを変え敵陣に突撃し、

討ち損じた残りを一人残らず狩る。

 

 

捕虜になどしない。

一人残らず殺します。

 

 

この程度のことは

彼らが受けるに値する残虐な行為の、ほんの一部に過ぎません。

 

敵は我が主とこの国を危険に晒したのみならず、

我が主の貴重なお時間を無理矢理に奪ったのですから。

 

 

もしも私にわずかでも、

敵の王と個人的に対話できる力があったのなら、

私は奴にその点をゆっくりと正確に説き、

身を以てわからせてやるでしょう。

自分がいかに、我が主の治めるこの国に害をもたらしたのかを。

 

 

私は、貴方には優しくあれるのです。我が主。

貴方が願ってくださるならば、私は貴方を抱きしめる。

 

けれど、貴方に害なす者には

悪魔のように残酷に振る舞うでしょう。

 

冗長な述懐に耳を傾けていただき、

ありがとうございました。

 

 

貴方:私も貴方と共に戦いたい

 

 

いいえ、我が主。

それはなりません。

 

 


まとめ

 

 

いかがでしたでしょうか。

こちらの内容が少しでも皆様のお役に立てておりましたら幸いです。

 

中編、後編の方も近日中にUPできればと思います。

(誤訳が怖くてたまりませんが)

 

 

 

本当は「貴方」ではなく「殿下」と訳したかったのですが、

どうやら私たちは幼い頃から政治的にブイブイ言わせていたバリキャリのようだったので、

「殿下」よりも上位で成熟した感じがする「一国の王」感が出るように(?)

「我が主」としました。←上手くいっているかはわかりません^^;

 

王家に属する「殿下」はいっぱい居ても、

Vox団長の主はただ一人のはずですもんね!

 

 

 

▼後日追記
中編、公開しました🙇

中編【KNIGHT RP ASMR 和訳】騎士団長Voxと貴方の物語【日本語訳・ヴォックス】

 

 

 


 

 

 

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いつもマシュマロをくださる皆様、ありがとうございます。

不安になりながら色々と書いているので、

拝見するたびに、すごく、すごく、元気になります。