【中編】Vox マッドサイエンティストASMR和訳【Luxiem 日本語訳】

 

 

本日は、にじさんじEN

Vox Akuma/ヴォックス・アクマさんのこちらの配信

の開始30分頃〜80分頃までを和訳してみました。

 

 

 

 

 

▼一つ前の記事はこちらです

【前編】過去一切ない? Vox マッドサイエンティストASMR和訳【Luxiem 日本語訳】

 

 

 

※動画が再生されて発生した広告収益は全て、動画権利所有者とYouTubeの二者間で分配されます

※誤訳も多いかと思われます。申し訳ありません。もし、目に余る誤訳がありましたら、大変お手数をおかけいたしますが記事下部のマシュマロよりご連絡いただけますと幸甚です

 


キッチン/ 肉と骨はどこからくるの?2

 

 

▼動画をクリックいただくと該当シーンからスタートします
記事自体をリロードいただくと、再生位置がリセットされます

 

※30:33〜

 

 

貴方:骨はどこからくるの?

 

 

骨はどこからくるのか、か・・・

 

私にもわからないな、マイ・ダーリン。

 

(呼吸)

 

私は今、

知的好奇心に満ちた君の様子や

世界を知りたいというその情熱を

好ましく思っている。

 

でもね・・・

 

正直なところ、

答えがわからないこともたくさんあるんだよ。

君がそうであるように。

 

覚えておいてほしい。

 

私たちを取り囲むこの世界は・・・単なる “小さな家” だ。

そして、その家の中には冷凍庫があり、

庭があり、

ベッドがあり・・・

 

君と私がいる。

 

 

私には思い当たる節はないけれど、

冷凍庫の中身は勝手に補充されるのかもしれないね。

私がわかることと言えば、

毎朝、冷凍庫を開けると、

そこには

美味しそうなステーキ肉と鶏肉があるということだけだ。

 

貴方:でも、そんなのおかしい

 

いいや、ダーリン。

ちっとも、おかしくなどない。

私はいつも、冷凍庫から肉を調達しているんだから。

 

 

貴方:・・・そっか、うん。わかった

 

 

わかってくれて、ありがとう。

 

私が君に感謝している事柄を一つ挙げるなら、

それは・・・

「好奇心」を持ちつつも

「相手への敬意」を忘れない君の人柄だ。そうだろう?

 

疑問に思うことがあっても、

君と私、二人の時間の妨げになるとわかると

それらを飲み込んでくれる。だろう?

 

貴方:うん

 

そう。

そうなんだよ。

君は最善を知っているんだ。

君のそういう性質が

私はずっと好きだった。

 

・・・うん。

 

 

私の手を握って・・・ふぅ。

私の愛しい人。

マイ・ダーリン。君っ・・・

 

汗をかいているね。

 

大丈夫かい?

 

 

 

貴方:勉強を、しすぎたのかも・・・

 

 

 

そうか、確かに。

少し情報過多だったね。

一度に把握するには多過ぎたんだ。

質問もたくさんしたし。

 

 

立って。

こちらへおいで。

私の膝の上へ、ダーリン。

 

 

〜ASMR〜

 

 

よしよし。

しー・・・

 

よしよし。

 

しー・・・

 

よしよし。

 

しー・・・

 

〜ASMR〜

 

今、

君は混乱しているね。

でも、覚えておいてほしいんだ・・・

今から言うことを。

 

 

何かに混乱することがあったら、

腑に落ちないことがあったら、

思い出してほしい。

 

君には私がいることを。

 

そして私は、

君がこの先、知るべきことの「全て」を知っているんだ。

君が知っておいた方がいいだろう知識の全て。

または、

君の好奇心から芽生えるだろう疑問の答えを、

何でも知っている。

 

だが、それでも。

君が私の手を

煩わせたくないと考えることもあるだろうから、

私は君に「読み書き」を教えたんだ。

必要なことは全て、本を見て調べられるように。

でも、敢えて

今、ここで教えてあげる・・・

 

ステーキ肉は冷凍庫から、

骨は鶏肉から、

そして、その鶏肉も冷凍庫からやってくるんだ。

 

わかるね?

 

 

貴方:うん

 

 

さすがだよ、ダーリン。

 

〜Kiss ASMR〜

 

それでこそ

賢く愛らしい、私の恋人だ。

 

〜Kiss ASMR〜

 

ああ、君は天才だ。

 

〜Kiss ASMR〜

 

 

 

〜ASMR〜

 

 

 

しー・・・

 

あともう一つ、

知っておいてほしいことがあるとすれば、

君がパニックに陥ったとき・・・

頭の中が整理できなくなってしまったときでも・・・

私は変わらずここに居るから。

 

唇を合わせれば、

全の煩わしい物事は消えてしまうことを

覚えていてね。

 

わかったね?

 

 

貴方:うん

 

 

それでこそ、私のダーリンだ。

 

〜Kiss ASMR〜

 

ありがとう・・・

 

〜ASMR〜

 

 

※〜38:27 

 

 

 

管理人
私も「近江牛」が自動で出て来る冷蔵庫ほしいな・・・とか雰囲気をぶち壊すことを考えてすみません

 

 

子育てでお疲れのお母さん&お父さんのためにも、

自動で補充される冷蔵庫・・・存在してほしいものです。

 

 


キッチン/ 止まらない質問

 

 

 

※38:25

 

 

貴方:いつかVoxもいなくなっちゃうの?

 

No.

No no no…

 

私は永遠にそばに居るよ。

 

これからも、

永遠に、

この先もずっとずっとずっとずっと・・・

 

〜ASMR〜

 

過ぎゆく時間のことを思い・・・ふぅ、

不安になってはいけない。

 

未来なんて

考えてもどうにもならない。

 

 

いつだって、

私が君に向かって

「日が暮れてきたね」と言い・・・ふぅ

 

二人で寝室へ向かい、

二人で寝台に寝そべって、私が君を抱きしめる。

 

朝が来れば目覚め、

そうして日々は続いていくんだ。

 

 

君にとってどうかは、わからないが

私にとってはそんな毎日が愛おしい。

 

だから、居なくなったりしないよ。

 

私は居なくならないし、

君も私と同様であってほしい。

 

貴方:私もずっとここにいる

 

よかった!

〜Kiss ASMR〜

素敵なお返事だ。

 

私の最愛の人は、

好奇心を持ちながらも敬意を忘れず、

加えて、

恋人に誠実でもある。

 

貴方:ずっといっしょだね

 

もちろん。

 

〜Kiss ASMR〜

 

もちろんだよ。

 

 

 

うーん・・・

 

私は夕食を堪能できたが、

君はどうかな?

 

 

貴方:Voxはどこからきたの?

 

 

私がどこから来たか?

 

私はこの屋敷から来たんだよ。

君と同じベッドルームから来たんだ。

 

今朝も二人、同じ場所で目覚めただろう?

 

質問が多すぎる気がするよ?

 

ダーリン、

君に図書館を見せたのは間違いだったかな。

 

私は判断を誤ってしまったんだろうか。

 

そうでないことを願っているんだが・・・

 

 

貴方:私に教えたくないことがあるんでしょう?

 

 

違う。答えを知られるのが怖いから、

君に質問するのをやめるよう言っているわけじゃない。

 

ただ、

君の小作りな頭を休ませてあげたいだけだよ。

 

美しい、小さな頭をね。

 

君は自分の質問がなぜ、私の気分を害するのか

その理由を知った上で尋ねたね?

 

貴方:ごめんなさい

 

大丈夫。

怒っているわけじゃない。

 

むしろ、

君の質問はどれも

ささやかだと思っているくらいだ。

 

君が知る必要はない。

私がどこから来て、

君がどこから来て、

冷凍庫がどこから来たのか。つまりね、

私が覚えている限り、

冷凍庫は最初からあの場所にあったんだよ(これを聞けば、他の答えもわかるね?)。

 

貴方:ごめんなさい

 

大丈夫。

許してあげる、マイ・ダーリン。

 

〜Kiss ASMR〜

 

許してあげるよ。

 

 

さ、

そろそろ寝る時間だね。

 

外が暗くなってきた。

そう思わない?

 

 

貴方:本当だ。寝ないとね

 

 

よし。

それじゃあ・・・

 

バスルームに行ってさっぱりしてから、

寝室に向かうとしよう。

 

疲れた・・・ふぅ。

君と同じく、私も疲れたよ。

 

 

じゃあ、行こう。

 

 

※〜43:54(暗転、シーツを敷く音)

 


ベッドルーム/ ネジのはなし

 

 

 

※43:45(暗転、シーツを敷く音)〜

 

 

ああ・・・

 

ふぅ。

 

この作業、とても楽しいよね?

ベッドシーツ準備完了。

ちゃんと整えたから寝具はふわふわだ。

 

今度また、

やり方を考えて君にも教えてあげよう。

 

 

貴方:いま

 

 

うん?

どういう意味?

 

 

貴方:いま、知りたい。料理もシーツも

 

 

え?

・・・ふっ。

 

マイ・ダーリン。

おかしなことを言わないで。

 

君と同じく、私もただの人間なんだ。

そんな、

一度に全部を同時に教えるなんて不可能だよ。

 

まずは、

食材をかき混ぜる方法を学んで、

それから調理する方法を学んで、

最後にベッドを整える方法を勉強しようよ。

だいたい、私が全部やるのに

どうして君もやりたがるんだ?

 

 

貴方:私は人間なの?

 

 

もちろん人間だよ、ダーリン。

なんでそんなことを聞くの?

 

〜Kiss ASMR〜

 

君は私が出会った中で、

最も人間味のある人だ。

 

美しく、

思いやりに溢れ、

好奇心が強く、知的で

前にも言ったように早熟だ。

 

ああ・・・

君はとても人間らしい人だよ。

 

私などよりもっとかもしれない。

 

何か気がかりなことがあるの?

 

 

ああ・・・

 

〜Kiss ASMR〜

 

可哀想に。

おいで。

 

〜ASMR〜

 

おいで。

 

 

 

〜ASMR〜

 

 

 

ベッドが軋んでいるのは気にしないで。

 

多分、

ネジをいくつか締め直す必要があるんだ。

 

〜Kiss ASMR〜

 

君、いま

「私もベッドのネジを締めたい」と思ったね?

 

何もしない方が・・・

 

楽なのに。

 

日常の家事を覚える方が

簡単だと思うんだけどね。

 

あれだよ、

君が興味を持った事柄を覚えるより先にさ。

そう思わない?

 

 

貴方:私のネジも締めるの?私にもネジがある?

 

 

ふっ!

違うよ、まったく。

 

今のは「ベッドのネジ」の話だ。

ベッドを支えている、小さなネジのことだよ。

確かに君にそのことを教えたことはなかったね、

よしっ、

一緒に見てみよう。

 

ほら、ベッドの下のここを見て。

 

私たちが寝ている “ふわふわしたやつ” が

「マットレス」だ。

 

ベッドの下を見ると、

「マットレス」が

こうした小さな柱全てに

支えられているのがわかる。

 

でも、

もっと目を凝らすと

その柱を決められた位置に固定している

“銀色の小さな物” が見えるだろう?

 

あの銀色たちは、

柱を横に通り抜けてベッドの横側に刺さっているんだ。

そのおかげでマットレスは安定し、

寝心地が良くなる。

 

でも、

同じ・・・ように・・・

時間が経つにつれて、すぐ緩むものも出てくる。

だから、緩んだネジを締めるんだよ。

 

ただ、

今はそんなこと、気にしないでほしい。

自分のことを心配して。

 

〜Kiss ASMR〜

 

君はとても・・・ふぅ・・・

 

君はとても賢い。

 

〜Kiss ASMR〜

 

とても好奇心旺盛だ。

 

〜Kiss ASMR〜

 

そんなに際限なく大きな脳を持っていて、

疲れたりしない?

 

貴方:(きょとん)

 

ふっ、

しないんだろうね。

 

そんな君が

私を、何より幸福にしてくれる。

 

〜Kiss ASMR〜

 

 

貴方:ベッドも冷凍庫から出てきたの?

 

 

ふふっ、

どういう意味?

 

違う違う違う・・・

 

ベッドは寝室からやってきて、

ベッドの板とネジを作るんだ。

冷凍庫は食品用で、

寝室はベッド用。

 

わかったかい?

 

冷凍庫は食品を凍らせる場所。

寝室はベッドを置くための部屋。

いい?

 

・・・ふふふっ

 

 

貴方:わかった。うーんと・・・

 

 

ああ、君は天才だ。

そんなに根を詰めて、おまけに、一生懸命考えては

そこかしこで

ちょっとずつ混乱してしまうに違いない。

 

ああ・・・ふふふふっ

 

〜ASMR〜

 

ああ、泣かないで。

しー・・・

泣かないで。

 

〜ASMR〜

 

たまには、理解するのが難解なこともあるさ。

でも君は今日、

たくさんのことを学んだじゃないか。

 

すごく多くのことを学んだんだから。

 

例えば、

庭の塀のこと。

冷凍庫に図書館、読書にベッド。

それに、ベッド下のネジのことも。

 

挙げ出すとキリがなく

私もおしゃべりが止まらない。

 

私たちはそういう点で、似た者同士なのかもしれない。

前よりもっと、君を好きになった。

 

〜Kiss ASMR〜

 

貴方:私もVoxがすき

 

そう?

 

貴方:うん!本当だよ

 

知ってる。

君が私を好きでいてくれて嬉しい。

 

 

〜Kiss ASMR〜

 

 

 

さあ、マイ・ダーリン。

 

眠ろうか。

 

 

貴方:そうだね、一緒に寝よう

 

 

ふっ、それがいい。

 

すぅ・・・はぁ。

 

ベットに入り、君を腕に抱いて

朝陽を見るまで離さず眠るんだ。

 

どうかな?

いい案かな?

 

 

貴方:うん!!!

 

 

素晴らしい。

 

〜Kiss ASMR〜

 

ああ、君は本当は眠たくなくて、

一晩中、起きて話して・・・

お互いの顔を見つめていたいのかもしれないけど。

 

それでもやっぱり、

最後には眠らないといけないからね。

 

OK?

 

それじゃあ、眠ろうか・・・

 

 

※〜53:54(暗転。???の音)

 


ベッドルーム/ お手伝いがしたい 

 

 

 

※54:54(暗転)〜

 

 

〜うなされる声〜

 

 

おお・・・ふうぅぅ〜・・・

 

ああ、勘弁してくれ。

あ、ああ・・・腹が・・・

 

あ、ああ・・・

 

ごめんね、マイ・ダーリン。

起こしてしまったね?

 

はぁ・・・ええと、

もう日が昇る時間だね。

ということは、

起きる時間としては、そんなに悪くないか。

 

んん、んん、ああ・・・はぁ。

 

はあ・・・はあ・・・

 

貴方:大丈夫?

 

ああ。いや、ダーリン。

大丈夫ではなさそうだ。

 

(荒い呼吸)

 

ああ・・・

おお、ただ単に気分が悪いってだけなんだ。

 

君はどう?

体調に問題はない?

食事のせいかな。

 

貴方:あのお肉のせい?

 

ああ。

たまにあるんだ。

頻繁にではないけど。

 

・・・ああ。

 

時々、

冷凍庫の中身が少し悪くなっていることがあって

そういう痛んだ物を食べると、

少ししてから気分が悪くなってしまうものなんだ。

 

ふぅ、でも、

今日の君を見ると、無事みたいだね。

君が元気なことに

心から感謝しなくちゃ。

 

〜Kiss ASMR〜

 

はぁ・・・ははっ

それはさておき、おはよう。

 

 

(荒い呼吸)

 

 

まったく・・・

ああ・・・

 

ベッドから降りて・・・

一日を始めたいのに。

 

うまく動けない気がするんだ。

足と腕が痛い。

 

ああ、ダーリン。泣かないで。

私は大丈夫だから、ね?

 

私は平気だから。

 

この症状は「病気」と呼ばれるもので、

君は今まで「病気」になったことはなかったけれど、

これは誰の身にも時々、

起こり得るものなんだ。

 

ときどき、日々の睡眠だけでは回復できないこともあって、

そんなときは

身体をより、休ませる必要がある。

 

だからそうだね。

私は、「病気」になってしまったと思うんだ。

はぁ・・・

だから、

今晩はいつもより1時間早く眠るのがいいな、

だから・・・何か・・・

 

うん?

 

 

貴方:でも、寝るのはやめた方がいいよ

 

 

どういう意味?

何を伝えたいの?

 

 

貴方:寝ているとき、おしゃべりしてた?

 

 

いいや?

 

 

貴方:でも苦しそうに何か言ってたよ

 

 

え?

私がかい?

ああ・・・もし、怖がらせたならごめん。

 

 

貴方:全部、冷凍庫のせいだ。冷凍庫がこわれちゃったんだ

 

 

いいや。

そうではないと思う。

 

それは絶対にないと思うよ。

 

まあ、こんなこともあるさ。

 

すぅ・・・ふぅ。

 

 

貴方:昨日の夜から「びょうき」だったの?

 

 

いや、違う。

元気だったよ。

多分・・・思うに、悪い夢でも見たんだね。

 

きっと何か、夢を見ているところだったんだ。

 

大したことじゃない。

 

気にしなくていいよ。

 

 

貴方:Voxが元気になるように、お手伝いしたい

 

 

お手伝いしてくれるの?

そうだな・・・

 

君にとってはかなり難しいだろうから、

どうか、慌てず焦らずやって欲しいんだけど・・・ふぅ。

 

昨日、私が「スープ」について

話したことを覚えている?

 

 

貴方:うん

 

 

よし。

スープをつくる方法の中には

幾つかとても簡単なものがあるんだ。

非常に簡単な方法がね。

 

ふぅ。

 

ものによっては、

粉パックとお湯だけでスープができてしまうんだよ。

君も見たことがあるよね、ダーリン。

私が電気ケトルに水を入れ、ボタンを押すところを。

 

スープを飲めば、具合がよくなるから・・・

 

では、説明するね。

 

実は、

先日、君に見せたあの図書館の中に

スープに関するあらゆることが書かれた本があるんだ。

 

すぅ・・・

 

貴方:それを見ながら、つくればいいの?

 

そう。

失敗しないようにするために使うんだ。

君はまだ「読み書き」を学んでいる途中だけど、

その本の中には

文字と一緒に小さな写真も載っているからね。

手順の一つ一つが写真になっているんだ。

 

貴方:わかりやすいね

 

そうなんだ。

 

それじゃあ、

今、お願いしたことが問題ないなら

下の階に行ってその本を探し、

中を確認して

スープの作り方が載った小さな図解を見つけてもらってもいいかな?

キッチンへ行って、

必要な材料を全部見つけて、

スープができたら、ここまで運んでもらいたい。 

 

貴方:でもVoxと離れたら、私は死んじゃうかもしれない

 

え?

それは違う、ダーリン。

そんなことは起こらないよ。

 

私と離れたところで、

君が死ぬわけない。

 

 

ただ・・・

言われると確かにそうだね?

同じ部屋にいないという状況は、

これが初めてになるのかな・・・

 

そうか。

 

教えてあげよう。

どんなに不安に感じても、

君の命が脅かされることはないよ。

私のために、ちょっと頑張るだけだ。

 

ほんのちょっと、頑張るだけ。

 

スープができたら

ここに戻ってくればいいだけだし、

君はまた私に会えて、私も君を見て元気になる。

 

それから私は・・・なんと(キラキラ)

君のつくったスープをいただいて

そしたら二人で一緒に丸一日、ベッドで過ごせるんだ。

 

身体をくっつけて寝そべり、

二人でシーツをかぶって

君が持ってきた本を読む。

 

君の頭を私の胸にのせて、

ちょっとずつ、文字の読み方を覚えよう。

 

この案、どうかな?

 

貴方:そうしたいけど・・・こわい

 

怖いのはわかるよ。

でも、君ならできる。

 

君なら、やり遂げられる。

 

おいで・・・

おいで。

 

〜ASMR〜

 

ねえ、ダーリン。

私も君と長く離れるのは嫌なんだ。

 

だから、こうしよう。

できるだけ早く、帰ってきて?

 

図書館に行って、

できるだけ早く本を見つけてね。

背表紙を見て「SOUP」と書いてあったら手に取り、中を見て

書いてあることが違ったら、

また別の本を探すんだ。

 

本が見つかったら、戻っておいで。

 

貴方:わかった

 

大丈夫だね?

どこにも行かずに待っているから・・・

 

うまく行きますように。

 

〜Kiss ASMR〜

 

忘れないで

私は君が大好きだということを。

 

 

※〜1:04:33(シーン転換のため無音になります)

 


図書館/ ???

 

 

※1:04:33〜1:07:10(声入りまで)

 

 

 

 


音声記録 No.1、No.2

 

 

 

※1:07:01(声入り)〜

 

テスト・・・

テスト・・・

 

作動、良好。

 

 

『音声記録 No.1』、開始。

 

いくつかの調査の結果、

我が屋敷の地下に

巨大なトンネル網を発見。

 

 

これらは・・・

これ・・・

失礼。

 

 

これらは実験の際、

非常に有用な場所となるに違いない。

 

 

大学から助成金を得ることができた。

地下実験で必要な実験機器は

すぐにでも整えられるだろう。

あらゆる品をかき集める予定だ。

 

・・・ふぅ。

 

 

ーーーーカチッ(再生中の記録を切り替える貴方)

 

 

私は幸せ者だ。

 

非常に喜ばしい。

あの子が私を信じてくれた。

 

説得には長い時間を要したが、私は・・・

私の研究の正当性を知っている。

この研究は社会の役に立つ。

 

社会の役に立つはずだ・・・

 

 

(ため息)

 

 

まあいい。

仕事の話はさておき

 

私のパートナーは今、

夕食のスープを作っているところだ。

 

そろそろ地上へ戻り、

研究の成果をあの子にも伝えつつ、

一緒に夕食をとろうと思う。

 

 

ーーーーカチッ

 

 

『音声記録 No.2』、開始。

 

 

大学側が私の研究に不満を示したため、

説明と説得を試みたが・・・ふぅ・・・

 

彼らはこの研究に、かなり・・・

はぁ・・・

消極的なようだ。

 

私が目指しているのは純粋に、

これまでにない

「医療的課題解決方法」の発見だ。

 

私はずっと・・・

 

世の中をより良くしたいと願っているのに。

 

大学側はおそらく、

私の研究は人の道に反すると考えている。

 

だが、問題はない。

 

遅かれ早かれ、

私なら彼らを納得できる。

 

最愛のあの子が、

私と共に研究の有用性を証明してくれる。

“全て” の会議に付き添って。

 

はは。

 

私はとても幸運だ。

 

恵まれている。

 

実に、恵まれている・・・

 

今日の夕食は何にしよう。

 

 

ーーーーカチッ

 

 

※〜1:10:47

 

 


音声記録 No.3

 

 

 

※1:10:47〜

 

 

『音声記録 No.3』、開始。

 

 

 

最愛のあの子と口論してしまった。

 

私はあの子に、

この研究の性質について手短に話した。

てっきりこの研究を

支持してくれているとばかり思っていたのに・・・

 

 

あの子の言い分では・・・

あの子の言い分では、納得できない。

もっと説得力ある言い分でなくては、私は頷けないだろう。

私のこの研究は間違いなく

特殊な分野に入るだろうが、

あの子はきっと理解したいと思うはずなんだ。

私がひとたび、研究のメリットを説明すれば・・・

 

♪機械音

 

そう、正に!

私はただ、辛抱強く待てばいい。

 

そうすれば、あの子はわかってくれる。

そのはずだ・・・

私はちゃんとわかってるんだ・・・

 

 

ーーーーカチッ

 

 

ふぅ・・・

 

私はこの実験を

誰の手も借りず、一人で行うことに決めた。=大学の支援が打ち切られた?

 

動物実験に関する条項には

なんとか署名することができた。

あの子と共に、

まずは動物実験から始めなくては。

 

これまではチンパンジーで練習してきたけれど・・・

上手くいっているとは到底言い難い状況だ。

 

 

でも、それでいい。

それは構わない。

 

 

実験生物の死骸は

あの子が美味しく料理してくれるから・・・=冷凍庫のお肉は実験生物の死骸

 

全て順調だ。

 

そう。

 

何もかも、うまく行く。

 

 

全てうまく行くんだ。

 

ふうう・・・

 

 

(呼吸を整える音)

 

 

全てうまく行く・・・

 

 

ーーーーカチッ

 

 

 

大学側が

私の有する「動物実験の権利」を剥奪した上に、

幾つかはなんとか確保できたものの、

多くの実験器具を奪っていった。

もう十分だろうに。

 

そこまですればもう、十分だろうに。

 

これから・・・すぅ・・・

これからまた、

幾つか従来のものと異なる方法を試さないと。

でも、私にはわかるんだ。

ひとたび、

私がこの研究成果を論文にまとめれば・・・

 

ひとたび、

この成果を世の中に公表すれば。

映像に記録した実験成果を、彼らに証明することができれば・・・

 

そうすれば、全てがうまく行く。

 

私の人生における

この暗く長い研究の道のりは終わりを迎えるだろう。

 

ほんの少しでも、終わりを迎えるはずだ・・・

 

 

ちょっとした口論もしたけれど、

今も、愛しいあの子と

より良好な関係を築きたいと願っている。

だが、

昔のあの子は私を・・・

精神的に支えてくれて、

私が苦しい時には抱きしめ、慰めてくれた。

 

昔のあの子なら

私をぎゅっと抱きしめて

「きっとうまく行くから大丈夫だよ」と言うのに。

 

 

はぁ・・・。

 

 

私は正しいことをしてきたんだ。

どうか、そうであってくれ・・・

 

あの子がまた夕食を作っている。

 

ふふ・・・

腹が減ったな。

 

 

ーーーーカチッ

 

 

※〜1:15:12

 


マッドサイエンティスト

 

 

 

※1:15:12〜

 

 

 

(泣き声)

 

 

 

ーーーーカチッ

 

 

 

(荒い息)

 

 

 

こんなこと、誰にも言えない。

 

(嗚咽)

 

こんなこと、口に出せない。

 

言えない・・・

 

 

(笑い声)

 

 

(嗚咽)

 

 

ーーーーカチッ

 

 

(荒い息)

 

 

三日が経った。

 

ふっ・・

ふう・・・

 

三日が経ったが

この気分は晴れない。

 

 

 

私も自分のことは

よくわかっていたんだ・・・

 

あの子が正しいとわかっていた。

 

あの子はいつも、

私を怖がっていた。

 

いつも、

「私ならそこまでしない。Voxはやり過ぎだよ」と言って・・・

 

 

(泣き声)

 

 

三日が経って・・・

あの子からは嫌な匂いがし始めた。

 

 

(荒い呼吸)

 

 

どうにかしなくては・・・

 

ふう・・・うう

 

何とかしなくては・・・

 

 

そう。

 

そうだ・・・

 

 

ーーーーカチッ

 

 

 

研究部門2。No.1

 

 

 

※〜1:20:41

 


まとめ

 

 

いかがでしたでしょうか。

 

「音声記録の辺りを見ても、何が起きているかわからなかったよ・・・💦」

という方向けに、

私なりに整理してみました↓↓🙇

 

※見たくないよ!という方はご注意くださいませ

 

 

 

1、科学者Voxがちょっとヤバめの研究にのめり込み始める

 

2、Voxの恋人で研究の理解者でもあったkindredだったが、段々と彼の研究の倫理性を疑うようになる
(同じ頃、Voxの研究を支援しようとしていたとある大学も、支援について二の足を踏み始める)

 

3、Voxとkindred、喧嘩し始める

 

4、大学からの援助が打ち切られる。kindredとの仲も険悪に

 

5、科学者Vox、思い通りにならないkindredにイライラが募り殺害。
遺体を前に大後悔。

なんとか生き返らせようと、これまでの研究ノウハウを総動員することを決意 

 

6、今度はkindredを甦らせることをメインにした研究がスタート ←いまここ

 

 

 

管理人
という感じです・・・

 

 

 

★大学=they

★kindred=they(性別を特定しない主語)、ダーリン、パートナー

 

と、このシーンは代名詞が入り乱れるため

内容が把握しづらい箇所かなと思いました。

 

 

そして、私も訳し間違え&聞き間違いが多そうで怖いです。。。

 

 

 

 

 

▼つづき(最終話)を更新しました

【後編】Vox マッドサイエンティストASMR和訳【Luxiem 日本語訳】

 

 

 

 

 

 

 


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