本日は、にじさんじEN
Vox Akuma/ヴォックス・アクマさんの昨年1月の配信、
記事のお尻で「徳川に敗れてからのMilordの足取り」を年表として簡単にまとめました ^^
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今回の物語の少し前のお話です。
話は繋がっておりませんが、よかったら見てみてくださいませ🌸
【Voxロア和訳】1984年、マイアミ編・不思議な女性の正体は? 【Vox lore, the mysterious woman】
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1999年、大晦日の物語
【1】
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※52:07〜
以前、この話を「数年前の出来事だ」と紹介してしまったんだが、
配信後におにぎりが義理堅くも教えてくれた。
クソ、韻を踏むつもりはなかったんたんだが、
※Onigiri was giving meを上記のように無理くり訳してみました^^;
彼のお陰で実際は1999年の大晦日に起こったことだと思い出したんだ。
言い訳になってしまうだろうが、
400歳にもなってしまえば2年も20年もさして変わりはない。
それにその時は、かなり酔っていたからな。
意識が別の次元に旅立っているも同然だった。
当時はちょうど、
昔からの知り合いともう少し交流を持とうとしていた時期だったんだが、
結果は良いものと悪いもの、まちまちで・・・
妖怪は共に遊んで過ごす分には問題はないんだ。
だが、鬼を相手に飲み比べを挑むのだけは絶対にやめてくれ。
というのも、奴らの酒量はアホみたいに底なしで
おまけに、
狐とグルになって人間の若造で遊ぶことを楽しみにしている。
奴らは君が酔い潰れるのを待っているんだ。
君の頭やあそこを丸刈りにするために。
気を悪くしないでくれ、ニナ。
※ニナママ=九尾の妖狐なので
君はそんなことはしないと理解しているよ。
まあ、何が言いたかったのかというと
同類(=人外)と交友関係を結んだ方が賢い選択だなんてことは
私にもわかっているんだ。
でも、なぜだろうな。
人間と友人になるほうが、純粋にもっとずっと楽しい。
はっきりと自覚がある。私は君たち全員が大好きだ。
そうでなければ、今日、ここでこうして話してはいないだろう。
あれだな、
明らかに話す速度がまったりになってきた。
ああ・・・うむ、ごほん。
あれは1999年、12月31日のことだった。
当時を知らない者のために説明すると、
ちょうど、『2000年問題』で大騒ぎしていた頃だ。
世界中のコンピューターが故障するのではないかと、
誰もが不安になっていた。
わかるかな?ふふ。
ソフトウェア関連の問題なんだが、
西暦の下2桁が自然数から00に変わることで
バグが起こるとされていた(=19XX→2000)。
細かい理屈はわからないがね。
人々は予め、数年前からこの問題について対策を考えていて、
企業は数千億ドル(数十兆円)を費やし全てを修正したんだが、
多くの人間は「こりゃあ、もう、死ぬしかない」と
腹をくくっていたよ。
今日に至るまで私は、
人間が「この世の終わりだ。正気でいられない」と思うような瞬間を、
何度も経験してきたわけで、
だから、そうしたお祭り騒ぎには関わりたくなかったんだ。
そうした場所では、
どこかの誰かが愚かなことをしでかすかもしれない。
※〜53:52
【2】
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※53:53〜
大晦日に会うのは数人の人間の友達だけで十分だと思ったんだ。
私と同い年くらいに見える・・・つまり、ほら。
卒業前の、”大学生活も後半”くらいの年頃の仲間達さ。
当時の私はイギリスに住んでいて、それなりになんとかやっていた。
気の良い馬鹿どもと楽しい夜を過ごしていたんだ。
ミレニアムの記念すべき年越しだからといって、
なにか大掛かりなことをしようとは誰も思っていなかった。
外で数パイント(1pint=568ml)引っかけてから、
家で年を越そうとしたんだ。
でも、なんてこった。
その夜のパブはどこもいっぱいだった。
少しだけ飲んだ後、私はそりゃもう沢山・・・
仲間よりもたくさん・・・
前にも話したが、
行きつけにしていた小さな食事処があって、
そこの麺を食いすぎたんだ。
だが、当時の私はーー
今でも覚えているんだが、
私は最年長かつ仲間内で最も責任感ある者として
マクドナルドに寄り、
メニューに載ってる全商品を買って友人宅へ戻り、
映画『ラマになった王様』鑑賞会のお供に差し出した。
ここまで全てが完璧だった。
・・・私はソファで目覚めた。
何が起こったのかはわからなかったよ。
知らぬ間に映画は終わっていて
友人たちはまったりと、くつろいでいた。
私はまだ泥酔していたんだが・・・ふと、気づいた。
腹が・・・ゴロゴロ言っている。
私は常に、人間たちの食生活に可能な限り忠実に従ってきた。
要するに私の身体構造は人間と同じなんだ。
私は友人に断ってトイレを借りた。
そしてそこで、心の旅に出かけた。
命つづく日々の終わりまで、
伝説と歌の中に生き続ける旅・・・。
そして、うん◯をした。
とても巨大だった。
だが一体全体、どこからやってきたのかは不明だった。
※〜55:30
【3】
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※55:30 〜
まるで、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のようだったよ。
映画では主人公が “自分の両親をくっつけるため” 過去へ飛ぶが、
私の場合はその代わりに、
自分に待ち受ける嫌な未来を変えようと時間を遡る旅に出た。
なのに、帰ってきてみたらどうだ。
自分のうん◯が友人宅の哀れ&無防備なトイレに積み上がっているんだ。
これは真面目な話なんだが、
あのときの私の尻は、ある種の『時空の特異点』と通じていたんだろう。
きっとその20年後に起こることについての何らかのメッセージ、
もしくは、警告だったんだ。
←Luxiemのデビューを知らせるうん○だった!?
それか、2000年の重みを真剣に考えなかったことに対する
愉快な報復だったのかもしれない。
まあ、見当もつかないが。
自分がその怪物(💩)を”トイレに流せる” と考えたことも、
“ちゃんと下に吸い込まれる。それで大丈夫” と
考えたことも謎だった。
・・・大丈夫なわけあるかい。
詰まってどうにもならなくなった。
友人宅トイレにこれだけはわかってもらいたいんだが、
私は自分の行いを心から深く、申し訳ないと思っていた。
(詰まってしまった)配管のために花束を買えたら良いのに・・・。
そうすれば、
壊してしまったことへの謝罪に趣味の良い贈り物ができたのに。
・・・ふう。
私はリビングにいる仲間達に事情を打ち明けた。
身体が50ポンド(約22キロ)軽くなって、死を待つような心境だった。
※〜56:43
【4】
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※56:43〜
知らなかったんだが、
私のトイレがあまりにも長かったから
友人たちは私にイタズラしようとしていたらしい。
私が戻ってきたら飛び出して驚かせようと、身を隠していた。
私がへろへろに弱り、深い後悔のために感情を失っているだなんて
皆、思いも寄らなかっただろうな。
私がしたことと言えば、
ただ家主に近づいて、「トイレ壊しちゃったかも」と呟くのみだった。
それを聞いたあいつらがどうしたかわかるか?
・・・嗤ったんだよ。
まあ、(うん◯で詰まった)犯行現場を見てようやく、
事の重大さがわかったようだったが。
もし今、この配信を見ているなら改めて言わせてもらう。
あのときは本当にごめん・・・。
彼が見ているかどうかはわからないが、
あれだよ。
今の40代はVtuberを知らないだろうとか
そう言うことを言いたいのではなくて、
あれは互いに大学生同士だったからこそ生まれた楽しい時間だった。
彼らはあの頃のままではないし、
あの頃の仲間達も少し年をとって
きっともう、そんなには馬鹿をやらなくなっただろう。
正直に言って人による部分はあるが、
皆、何らかの仕事を見つけたり、
ほとんどが素敵な女性や男性と巡り合い、
子供を持ったりして家庭を築いているんだ。
しばらくはメールのやり取りをして
彼らとも連絡を取り合っていたんだがなーーー
当然ながら、
メールという連絡手段は2000年当時の最先端だった。
でも、おにぎりが「念のため、僕たち二人とも携帯を持とう」と
言い出したんだ。
※2000年時点での世界の携帯電話普及率は12.1%(総務省のデータに基づく)
そのときの私には、
気分を入れ替え息抜きができる何かが必要だった。
酒に酔った私はおにぎりに向けて
携帯から何十通もメッセージを送ったような、送らなかったような・・・
「病院に行って移植手術を受けてやるんだ!」と主張していたな。
※〜58:04
きっと、友達と一緒に年をとっていきたかったんですね。
そのために手術を受けたかったんだろうなと思いました・・・
▼2001年の携帯電話の一例
NTTドコモのFOMA1号機のP2101V
【5】
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※58:04〜
しかし、真剣に
人間と友でいつづけることは難しい。
私は “面白いおじちゃん” でいることを心から楽しんでいるけれど、
それが5年経ち、10年経ち、
私が明らかに老いていないのを見れば
人々はいよいよ気がつきはじめる。
15年経つと「吸血鬼か何かなのか?」と尋ねられ、
顔を見ればあまり笑ってはおらず、
それが20年も経つと笑顔は消える。
誰もがソーシャルメディアを持つようになる以前は、
今ほど難しい状況ではなかった。
SNSの普及により、
友人宅のトイレをぶっ壊した新年会の写真も
すぐに遡れるようになってしまった。
写真を見て君はこう言うかもしれない。
「いや、違うよ。ただ、ただ見てただけなんだ。
君はこの頃と全然、変わってないなと思って」と、
そんな戯言をぬかすのかもな。
そして、笑うんだ。写真に映ったうん◯を見て。
近頃はみんなFacebookをやっているから、
君も知り合いの近況を見て
「キアヌ・リーブス(※カナダ人俳優)年とらなすぎだろ!
どうなってるんだよ!?」みたいなあの現象に似た感想を抱くこともあるだろう。
だが、私はそういう人々にこう声をかけたい。
“写真を見て「変わっていない」と思うのは気のせいで、
実際には年月は確実に流れているよ。私がそうであるように” 。
真剣な話、
この話題は私と人間たちとの円滑な社会生活に水を差すものだ。
だから、私は今現在に至るまで人間にカミングアウトできなかった。
「怖がらなくて大丈夫。私は新たな仲間を探しているだけの、
ただの不死身の悪魔なんだ」とは言えなかったんだ。
皆が知っているとおり、
インターネットは比較的新しいものだが、
一人のユーザーが私の写真を投稿すれば
それを見た別の一人も私を認識することができる。
そうして人々は情報交換をするんだ。
※〜59:14
動画を引用しました↓↓
▼巷で噂される『キアヌ・リーブス不老不死&タイムトラベラー説』をまとめた動画
本当に変わらなくてスゴイです。
【6】
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※59:14 〜
気づいている者が居るかわからないが、
歴史的に見て
人間とは “理解できないもの” に相対したとき醜悪になる生き物だった。
彼らは “自分は理解している” と思っていることでさえ、
まともに扱うことができない。
誰かが私の変わらぬ容姿に疑問を持ち、そのことを尋ねてきたら、
私は急いでその街を離れなければならなかった。
疑いの視線を遮り、噂が手に負えなくなる前に去ったんだ。
・・・ふぅ。
正直に言えばね、kindred。
ときどき私は、
” 自分のしていることは正しいのだろうか” と思うことがある。
今でもそうだ。
だが、『にじさんじ』は私がこれまで経験したことのない最高の機会を
与えてくれた。
リスクを負わず一族を再興できた恩恵は君たちも知るところだろう。
そして、
Luxiemの4人は私の正体を知った上で全てを受け入れてくれた。
君たちもそうだ。
君たちが「たくさんのものを貰っているから、少しでも返したい」と
言ってくれるのと同じくらい・・・
いつも本当に、本当に、ありがとう。
※〜1:00:04
ー お終い ー
記事もここで切らせていただきました ^^
Milordの足取り/ 簡単な年表
1614年頃:徳川との戦いに敗れ、日本を離れる(▷切り抜き師さんの和訳動画へ飛ぶ)
1920年代:パリでカネシロ氏と出会い渡米(▷和訳へ飛ぶ)
1984年:マイアミでおにぎりさんと再会。日本へ(▷和訳へ飛ぶ)
1999年:イギリスで友人宅トイレを詰まらせる(本記事の内容)
2021年:イギリス在住。Luxiemデビュー
「1614年の物語(デビューロア)をまだ見てないよ」という方に向けて引用させていただきました
まとめ
意訳すぎて不安なのですが、ちょっとでもお役に立てていたら幸せです。
温かい飲み物片手にこたつに入ってENライバーさんの配信を見て、
Twitterでみんなの感想を眺め「ですよね〜」と言う時間が至福なこの頃です(*^^*)
話が脱線してしまいましたが、
マシュマロで教えていただくまで
今回、記事にした配信に3つもロアが含まれていることを知らなくて、
この度は素敵な情報を下さりありがとうございました!!
スリリングでセクシーで面白くて切なくて、素敵なロアでした!!!
〜最近、見つけた家具&雑貨コーナー〜
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鼻も長いけど足が長い。羨ましい。
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