Loid Forger/ロイド・フォージャー。
皆様、ご存じの通り『スパイ・ファミリー』作中での黄昏(たそがれ)の偽名です。
本日はこの偽の名前である「Loid」、偽の苗字である「Forger」
それぞれの英単語としての意味を紐解くことで、
『SPY×FAMILY』の漫画原作者である遠藤達哉先生がキャラクターに込めた思いを考察して行きたいと思います。
Loidの語源について
Loidという言葉を辞書で引いてみると、
Loid=celluloidという言葉を短縮したもの であることが記載されています。
では、cellloidとは何なのでしょうか。
さらに同じサイトで検索してみます。
すると、cellloidの形容詞としての用法にこのような記載を発見しました。
「映画の中で演じられるように人工的な」。意味深です
次に、苗字である「Forger」についても意味を探って行きます。
Forgerという英単語について
またまた、Weblio英和辞典・和英辞典様のお世話になり、forgerには次のような意味があることがわかりました。
黄昏の正体がバレてしまわないか不安になってくる名前ですね^^;
もう少し掘り下げて、動詞の「forge」の方の意味も見てみます。
こちらの方には「(鍛冶場/かじばの炉」、「鍛冶場」、「鉄工所」という意味の他に
『英ナビ!』より
という意味が見つかりました。
絆を築き上げる、関係を結ぶ、努力して成し遂げる・・・
総括
ということはつまり、
Loid Forger=映画の中で演じられるように人工的な捏造者であると同時に
(努力して)絆を築き上げる者!!
ということになるのでしょうか。
なんて、作品にふさわしい名前!!
遠藤先生が狙って名づけていなければおかしいほどに、作品にマッチした素晴らしい名前ということがわかりました。
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