【日本語訳・前編】【Noctyx】Albanくんの200K記念配信ファンフィクションを和訳

〜切り抜きブログ〜

 

アルバーン君のYouTube動画、

200K FANFIC READING + CALL-INS 【CELEBRATION STREAM!】【NIJISANJI EN | Alban Knox】

前半に出てくる英語のファンフィクション9個を和訳しました

 

 

【前編】の本記事では6本分(うち一つは最初から日英両表記あり)、【後編】の次の記事では4本分まとめています。

 

意訳ですが、楽しい配信の内容がより多くの方に届くきっかけになることができれば幸いです!

 

 

 

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※誤訳には注意しているのですが、英語が堪能な方にとってはおそらく、引っかかる部分があるかと存じます🙇申し訳ありません。
それでも良いよと言う方はご覧くださいませ

※切り抜いたシーン以外もとても素敵ですので、ぜひ、本編をご覧ください


ファンフィクションその1

 

 

▼動画をクリックしていただくと、ストーリーが始まる時間にピンポイントで飛びます。動画を流しながら、訳を目で追って楽しんでいただけたらと思います

 

▼意訳で失礼します

ウォーターサーバー用の巨大タンクを抱えるサニーを見るのは、アルバーンにとって今月、五度目のことだ。
新しい月が始まってまだ一週間も経っていないのにである。

アルバーンは好奇心に耐えられなくなり、とうとう尋ねた。「サニー。どうして毎日、タンクを抱えるの?疲れないの?」
サニーは静かにアルバーンを見つめ、わずかに黙った後、水のタンクを床に置いた。

「こうやってさ、君を抱きしめるのに十分なくらい強くなろうとしてるんだ」

 


ファンフィクションその2

 

 

 

▼意訳で失礼します

タイトル:アルバーンは一番かわいい弟 (フィーチャリング サニー&浮奇)



アルバーンとサニーは寝室に居た。

アルバーン:お兄、気持ちいい?

そう言ってアルバーンは自分の手をサニーの身体へと滑らせた。

 

サニー:ああ、うん……多分サニーは躊躇(ためら)いがちに答えた。

アルバーン:それなら、これは……どう?より強く押すアルバーン。

サニー:う、んああ……ダメ。痛いよサニーは目に涙を浮かべて呻いた。

アルバーン:そうなの?強くされるのが好きだと思ってた

サニー:んああ……アルバーン、頼むよ……そこは弱いから

アルバーン:あ、ごめん……気を付ける。お兄ちゃん、許して

 

アルバーンは可愛らしい声でそう言った。

全然、申し訳なさそうに聞こえなかったのに、サニーは可愛い弟に厳しくすることがあっさりと出来なくなってしまった。

 

サニー:この後、なでなでしてくれたら許す

サニーはアルバーンにリクエストした。

アルバーン:わかった。じゃあ続けよっか

 

アルバーンはサニーの背中にもう一度触れるのだった。

 

サニー:ああ、そこ……アルバーン:ここ?

浮奇:ねえ、アルバーン。僕のあれ見なかっ……た……

 

浮奇がドアを開けるとそこには共にベッドに入るサニーとアルバーンが居た。

一方がもう一方を押し倒している。

浮奇はすぐさまドアを閉めた。

 

浮奇:おっと、ごめん。僕は外に出るから

アルバーン:待って……これはそう言うんじゃないから、浮奇!浮奇が考えてるようなことじゃないから!ただのマッサージだから!

アルバーンは自分の置かれているこの状況に気づき、大笑いし始めた。

サニー:マジか

 

サニーはと言うと、両手で顔を覆って泣き出した。

アルバーンはただ、優しく可愛い弟になりたいだけだった……日々、犯罪者を追うことにより凝り固まってしまったサニーの筋肉をほぐそうとしただけだったのだ。

VSFは簡単な仕事ではない。現在、ポグなことがあちこちで起こっているからだ。

 

 

それはさておき、誰か浮奇の誤解を解いてくれないだろうか……

 


ファンフィクションその3

 

 

▼意訳で失礼します


とあるクラスは勉強時間の真っ只中だった。しかしながら、教室の後方。

全然活動していないオカルト部の部長・浮奇と、

学校で一番有名なギャル・アルバーンは、勉強のべの字も無かった。

なぜなら彼らが学校ですることと言ったら辛口チートスを食べるか横になるかだけだったから。

 

 

アルバーン:校長がまた、アタシのスカートの着方についてのことで居残りの罰与えようとしててさ!めんどくさいの!けどアタシのスカートまじかわ〜❤︎!ぴえん、ぴえん

アルバーンは浮奇にマニキュアを直させている間、大声でめそめそ泣いていた。

浮奇:君ね、僕たちがギャル語わからないのわかってて言ってるだろ

 

浮奇はドン引きしているようなしかめ面をした。

浮奇としては、アルバーンがギャル段階の迷走期に入っているように思えたのだった。

 

アルバーン:テヘペロ!まあとにかく!今日はアタシのネイルしてくれてありがと浮奇たん。あんとす!あげぽよ★!

 

そのときだった。教室のドアが開き、激しく息をつくファルガー(アニオタで漫画部で浮奇の彼氏)が現れた。

 

ファルガー:お前達!緊急事態だ

浮奇:ふーふーちゃん!

 

浮奇はファルガーの首に抱きつこうとしたが、わずかに押しやられた。

 

ファルガー:今はダメだよ、俺の可愛いガールフレンドシュガーハニーバブバブ、頼むから俺を殺さないでくれスウィーティーパイ。
ユーゴとサニーが他校の不良と今にも一触即発だって聞いたんだよ!

アルバーン:はにゃ!?サニーっちが!?

アルバーンは自分の彼ぴが話題に上ってガバリと飛び起きた。

アルバーン:マジー!?やばばばばばば!

 

 

アルバーン、浮奇、ファルガーの友達3人組は校舎を飛び出し校門へと走った。

たどり着くとそこには、大きな人混みがあった。

この学校の不良であるサニーとユーゴが、他校から来た無礼で筋骨隆々男盛りの不良達にぐるりと大きく取り囲まれ、対峙しているではないか。

 

 

サニー:全員ぶっとばしてやらあぁああ!!!!!!!!

サニーはバットを振り上げ、不良共にマウントを取るため体を「T」の字にした←海外のおふざけミームの一種。足を揃え両手を広げてTの字を作ると相手を威嚇して上位に立てるという謎のミーム


一方その頃ユーゴは、チワワのように攻撃的に頭を振って唸り声を上げていた。

アルバーン:キュンです❤︎!

 

アルバーンは恋人であるサニーのTポーズを一目見て、惚れ惚れと熱いため息を吐いた。めちゃくちゃにかっこいい。そして、頭を震わせサニーを呼びながらその輪の中へと突っ込んでいった。

 

アルバーン:おい!ダーーーリーーーン❤︎!

不良のライバルグループの面々は、まるでトーストを口に咥えた少女漫画キャラのようにサニーに向かってひた走るアルバーンを一目見て、アゴを落っことした。

そうして不良たちは、吠え始め、唸り始め、遠吠えをし始め、舌を出し始め、眼窩(がんか)から目玉を飛び出させ、「アウー、アウー、バウワウ、ウーフウーフ」と吠え叫んだ。

 

アルバーン:うっせぇわ!

アルバーンは突然、『ジョジョの奇妙な冒険』に出てくるような男らしい声で叫んだ。そして、サニーに向き直り、でっかい「つけま」でサニーの顔をばさばさやったのだ。

アルバーンの声は元通りの高い高いピッチのそれに戻っていた。

 

アルバーン:サニー!サニー、やめて!僕を見てよ!ダメ!僕を見て、真っ直ぐにこの目を…こんなの君じゃ無い。こんなの僕がよく知る君じゃ、僕が愛するサニーじゃ無いよ、どうかみんな、戦うのをやめて

 

サニーはすぐに穏やかになり、360度のノースコープスピンをキメて(←APEXなどでスコープを覗かずに動きながら敵を仕留める華麗な技をノースコープスピンショットと言うらしいです。銃を持たないサニーは一体なんのために一周回ったんでしょう 笑)耳まで真っ赤になった。

 

そうして自身に何があったのかを説明しはじめた。

 

サニー:で、でもさアルバーン。こいつら君のヘアスタイルがクソだって、君のネイルが汚いって、君のまつ毛が『マイクラ2』より嘘くさいって言いやがったんだぜ!

アルバーン:はあ!?バット貸せやごるぁぁあああ!

 

アルバーンは怯える赤ん坊のようにくすんと泣くサニーの手からバットを引ったくると、首をポキポキ鳴らして肩慣らししながら周囲を睨め付けた。

 

アルバーン:おい、お前ら!!げきおこぷんぷんまる

 


ファンフィクションその4(元々、日英両方の表記あり)

 

 

こちらは元々の作品が日・英両方表記されておりましたので、私の方では訳しませんでした!^^

 


ファンフィクションその5

 

 

▼意訳で失礼します

タイトル:最初にネギを。次に君のおっ◯いを

アルバニャンは黄色い猫である。

アルバニャンはキラキラとした小さなものが大大大好きで、悪戯好きなちびっ子のように振る舞うことも大大大好きである。

彼の一番の娯楽と言うのは、人々の庭のあちこちにぶら下がった鉢植えを壊して回ることだ。

そして今日という日もまた、アルバニャンはいつものように遊んでいた。

アルバニャンはふと、真新しいネギの鉢植えを見つけた。

そして唐突に思い出した。ネギに対する本能的な恐怖を。

アルバーン:ニャア!ぼく、おみゃえ(お前)嫌い!

アルバニャンはシャーっと言い、唸り声を上げ、毛を逆立てた。

今にもネギに飛びかかろうとしたときだった、

夜空に輝く星々ほどに眩しいシルエットが素早くアルバニャンの目の前を横切った。

 

アルバーン:にゃ……!?

 

すっかりと怯え切ってしまってアルバニャンは叫んだ。

しかし、すぐに気がついた。そのシルエットは一人の背の高い男性のものだったのだ。

男のセクシーな胸元に光るキラキラのVSFバッジにアルバニャンの目は吸い寄せられた。

ネギに飛びかかる代わりに、アルバニャンは男に向かって大地を蹴った。

 

サニー:お、さてはお前が最近、俺のネギを荒らしてる悪戯っ子だな?

サニーは笑顔だ。けれど、その声は冬の吹雪と同じくらいに冷たいものだった。

あの超能力者(浮奇くんのこと)がその超能力でもってナイフを宙に浮かべて切っ先をこちらに向けている様がアルバニャンの脳裏に浮かび、目の前のサニーと重なって見えた。

 

アルバーン:にゃ!?!?!?

 

身動きが取れないことに気づき、アルバニャンは恐怖に叫んだ。

ゆっくりと視線を上げると、自分をガシッと掴む男と目があった。

 

サニー:俺のベイビー(←ネギ)をよくも無茶苦茶にしてくれたな…身体にわからせないといけないみたいだ。

サニーはその目を川面に反射する陽光のように輝かせながら、深く、蠱惑的(こわくてき)な声で言った。

 

アルバーン:…にゃ

突然、アルバーンはちょっとした発情期に陥った(←いつも通り)。

誰も驚かなかった。

 

そのときから鉢植えが壊れる音はネギ畑の中から時折、聞こえてくる。

セクシーポリスマンがアルバーンを躾けたのか、はたまた、ポリスマンの方がアルバーンの可愛さに降伏してしまったのか……

 

その答えは誰も知らない。その答えは誰も、知らない。

 


ファンフィクションその6

 

▼意訳

本日。アルバーン・ノックスは朝起きた時点でかなりイライラしていた。

この衝動の全てを八つ当たりする相手として、良き同期・ファルガー・オーヴィドよりも適任が居るだろうか?

 

ちょうど今日、アルバーンは他の四人のNoctyxメンバーと、この先のコラボや残りの配信週について話し合うためのミーティングの予定があった。

アルバーンは早くファルガーに仕掛けたくてワクワクしていた。作戦はシンプルだが効果的だ。

 

 

サニー:おはよう〜

親しみのある寝ぼけ声で挨拶して、サニーがディスコードに現れた。

アルバーン:おはよう。サニーお兄ちゃん

サニー:おはよう、アルバーン

眠そうな声にも関わらず、アルバーンにはその声色からサニーが笑顔であることがわかった。

アルバーンにとって今は夜だがサニーとユーゴにとっては朝だ。なのでいつも当然ながら、この二人はまだ眠いのだ。

数分後、浮奇とユーゴが入ってきた。さらに数分後、ついに本日の主役が現れた。

ファルガー:よお!!

ファルガーが全員に挨拶した。他のメンバーも彼に挨拶を返す。

というわけで、アルバーンは自らの天才的な計画を密かに整え始めた。

 

アルバーン:ねえ、ファルガー!

アルバーンはさりげなく切り出した。

アルバーン:サニーに話したんだけどさ、僕、今日からサイボーグになりたいんだよね。

でもサニーが『腕と脚を差し出さないといけないくらい高くつくよ!』って言うんだ←体の一部を手放さなくてはならないほどコストが掛かることと、サイボーグになることで肉体を手放す必要があることをかけたギャグです

 

参加メンバーは、アルバーンのダジャレの寒さに静まり返った。そして、ファルガーはディスコードから去った。

アルバーンは大笑いし始めた。

サニーも突然に巻き込まれたサプライズ駄洒落に笑って、ユーゴはたった今しがた意味がわかった様子で、浮奇は静かに苦い顔をしていた。

最後にファルガーが再びディスコに戻ってきた。

 

 

ファルガー:アルバニャン!

アルバーン:なんだよ〜う?

アルバーンは猫を被った。

アルバーン:もうわかったってば。でも言っておくけどね、さっきのサニーのダジャレは僕の「家無し無職の『ロボコップ←サイボーグの警官が主人公の映画』のジョーク」よりずっとよかったんだよ!ほらあれだよ、例の……

来たる最後の審判を感じ取り(言われる前にと)、ファルガーはまくしたてた。

 

ファルガー:やめ

アルバーン:ホボコップ←ホボ=ホームレス。『ロボコップ』のロボとホボをかけた親父ギャグ

ファルガーは再びディスコを去ったのであった。

 

 

アルバーンはギャグに苦しむ面々を見てキャッキャと笑った。浮奇は超長いため息を吐き、その間、ユーゴはこっそり裏で忍び笑いをしていた。

サニー:アルバーン、多分、ファルガーに留め刺しちゃったんじゃないか

サニーは指摘した。

サニー:ファルガーってば、ディスコから抜けるくらい悶えまくってた。ははは!

アルバーン:ええ〜、そんなぁ

アルバーンは肩をすくめた。

アルバーン:R.I.P(←”Rest in peace:レスト・イン・ピース”の略で「安らかに眠れ」の意)って言った方がいいのかな

ファルガーがまたディスコに戻ってきた。

 

ファルガー:アルバーン…

明るい声のトーンだったにも関わらず、メンバーたちは声の裏にある静かな怒りを感じ取った。

ファルガー:もしお前がもう一個の方を言ったら、俺はお前を絶対にーー

アルバーン:ラスト ・イン・ピース←ラスト=サビる。安らかにサビちゃえ!の意
そういうわけで、ファルガーはアルバーンの家への旅行を予約したのだった。

恐らく、他のNoctyxメンバーがやってくる前に同期を抱き締め殺すために。
また恐らく、アルバーンを亡きものにした後にネギ入りの卵焼きを食べるために。

補足:卵焼きは浮奇くんの大好物で、ネギはサニーくんの大好物です。「この世から居なくなったアルバーンをよそに、他メンバーと一緒に好物を食ってやる」という意味だと捉えました(笑)

 


 

前編まとめ

 

残り4つのファンフィクションは【後編】の方でまとめてあります。拙い訳でしたがお役に立てましたでしょうか ^^;

 

管理人
ファンの方が作った素敵な作品を推しが楽しげに読み上げる。とても心がほっこりする時間ですよね

 

 

【日本語訳・後編】【Noctyx】Albanくんの200K記念配信ファンフィクションを和訳

 

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