〜切り抜きブログ〜
*アルバーン君の
200K FANFIC READING + CALL-INS 【CELEBRATION STREAM!】【NIJISANJI EN | Alban Knox】配信
に出てくる英語のファンフィクション4作(7番目〜10番目)を和訳しました
意訳ですが、楽しい配信の内容がより多くの方に届くきっかけになることができれば幸いです^^
▼この記事は、こちらの記事の続きです
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※誤訳には注意しているのですが、英語が堪能な方にとってはおそらく、引っかかる部分があるかと存じます🙇申し訳ありません。
それでも良いよと言う方はご覧くださいませ
※切り抜いたシーン以外もとても素敵ですので、ぜひ、本編をご覧ください
ファンフィクションその7
▼動画をクリックしていただくと、ストーリーが始まる時間にピンポイントで飛びます
▼意訳で失礼します
タイトル:僕はついに幸せをみつけた
今日は休みだ。だから昨晩は目覚ましをセットせずに眠った。
カーテンから差し込む光で、僕は目覚めた。
そして、静かに自室のドアを開けキッチンを目指した。隣の部屋で眠っている『彼』を起こさないようにそうっと。
今日、僕は彼のために『例のあれ』を作りたいと思ってるんだ。
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アルバーン:お兄〜、朝だよ!起きて!
僕はサニーの部屋に入ると優しく彼の肩を叩いた。
サニー:ううん、アルバーン……おはよう。あ、なんかいい匂いする
アルバーン:朝ご飯にワッフル焼いたんだ!冷めちゃう前に一緒に食べよう!
サニー:ほんとに?すっごく嬉しい。早くワッフル食べたいな
「すぐ顔、洗ってくる」サニーはそう言い、楽しげに洗面所へと向かったのだった。
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僕はナイフでワッフルを一口大に切ってフォークで刺し、テーブルの向かい側に座るサニーの口へと運んだ。
アルバーン:お兄!、「あ〜ん」して
サニー:あ〜ん……もぐもぐ。うん〜〜、うまっ!
サニーは満面の笑みを浮かべた。
アルバーン:気に入ってくれて嬉しい!もう一口いる?
僕は次のワッフルを彼の口元へと運んだ。
サニーの笑顔は僕の心をあったかくする。
大切な人と共に過ごすことでこんなにも幸せな気持ちになれるだなんて、この時代に来るまで僕は知らなかった。←未来からやってきたアルバーンのバックグラウンドが活かされています。アルバーンの過去話はデビュー配信で見れます。字幕つきですので、ぜひ^^
僕は今、「この現代」の中で自分の幸せを探すと決めた。そして今、ついにそれを見つけたんだ。
ー 僕の幸せ。それは君と共に過ごすこと
ファンフィクションその8
▼意訳
それは晴れやかな日曜の朝のことだった。
日曜。
それは、何日もある一週間の曜日の中でも心ゆくまで寝られて、ナマケモノと同じくらいに怠けられて、おまけに誰にもそれを咎められないだろう一日。
何かやるべきことでも無い限りの話だが、そもそもこの日曜にやるべきことがあるなんてもってのほかだろう。
サニーはいつもなら自分に優しく触れてくる恋人の不在に、畏敬の念を覚えながら目覚めた。
目を開けながらもまだ、空想の夢の国へ逃げようと頑張っている。
サニーは居心地の良いベッドの中で隣の恋人を手探りで探したが、恋人である彼だけの占有スペースに誰も居ないせいで、その手は空を切るばかりだった。
サニーはアルバーンとシェアしている二人のベッドからゆっくりと起き上がった。
強い匂いが、何かがこんがりと焼ける匂いが、いや、ほとんど焦げてるような匂いがサニーの両の鼻孔へと届き、
鼻腔の中で渦を巻き、サニーは純粋な困惑をその顔に浮かべた。
一連の考えに知性を巡らせ始める。
奇妙な匂いの原因は何なのか。
これについて、点と点になっている考えを線にしようとしてみた。
しかしながら、彼の疑問とそれを解き明かすための自問はキッチンから響いたすっかり馴染みの叫び声を聞いたことで、わずかな時間で途切れた。
サニー:くそ
手のひらで顔を拭いながら、サニーが唯一言えた言葉がそれだった。
すぐさまベッドから飛び出て現場へ走り事件の発生源と思しき場所に秒で向かった。
サニーはキッチンの入り口前に到着すると、時間を無駄にすることなく躊躇(ためら)うことなく、
少しの無駄もなく俊敏にドアを蹴破った。
そこには激しいパニック状態に陥ったアルバーンが居た。
食材の残骸と、キッチン内の「混沌とした混乱」の痕跡から漂ってきた灰のせいで汚れたエプロンを身につけたアルバーンが。
サニー:アルバーン、何が起こってるんだ!?
サニーは尋ねた。眼前のまん前で起こっている事件のことで明らかな衝撃を受けたのだ。
床にも壁にも正体不明の数々の種類の異なる汚れがあり、コンロからは煙が上がり、
今にもアパート全体に燃え広ろうとしている巨大な荒れ狂う炎までもがそこにはあった。
アルバーン:サニー、説明するから!
アルバーンは意図せず燃え上がった炎に未だパニックになりながらも、サニーに理解してもらおうとした。
自分はただ、蛍光ペンと同じくらい明るい黄色髪を持つ青年のために朝食をつくりたかっただけだった。なのに料理を作ろうとしたら火が上がったのだ。
アルバーン:僕と”これ”を助けて
サニー:これ?”これ”ってなんのこと???何が言いたいんだアルバーン???
サニーはアルバーンに対して、目に見えて心配そうな表情を顔に浮かべた。
そしてキッチンへ、もしくはアルバーンの言う”これ”が多かれ少なかれ残したものに対しても同じような表情を向けた。
アルバーンはサニーに視線をやり、サニーと目を合わせ、サニーの心の奥底へと入り込むように彼を強く見つめて言った。
アルバーン:ディー◯ナッツ
↑
「朝食のために用意していた木の実を焦がしちゃったんだ」という意味と、
英語のスラングで言うところの「睾丸」。つまり、「金◯ま焦がしちゃった」という意味とをかけています
雰囲気をそのままに訳すことが難しかったです。上手に訳せていると良いのですが。
ファンフィクションその9
▼意訳
タイトル:101刑務所を脱獄する方法
目覚めた瞬間、浮奇とアルバーンは決意を胸に互いを見つめた。
今日こそが、VSF本拠地からの脱獄計画決行日だった。
タイミングを見計らったかのようにサニー・ブリスコー警官が入室してきて浮奇とアルバーンの監房の前に立った。
シフト交代の時間だ。
サニーこそがこの二人を監房にぶち込んだ張本人であったが、だからと言って彼がまた二人の逃走を阻止できるかと言うと、それはまた別の話。
超能力者の浮奇は、この警官の頭の中で何が起こっているのかを正確に知っていた。
このサニーという警官は「可愛い男の子たちが大好きでたまらない」のだ。
二人で計画した通り、さっそくアルバーンが床に倒れた。
そして発情期の猫が出すような長く悲しげな声でこう言った。
アルバーン:にゃ〜にゃ〜、にゃああああう、痛いよう。誰か〜助けて〜
ブリスコー警官は直ちに姿勢を正してわずかに狼狽(ろうばい)したそぶりを見せた。
サニー:なん、なんだどうした?
浮奇はサニーを睨み言った。
浮奇:発情期だよ、この間抜け!あんたはアルバーンの尻尾と猫耳クリップが偽物だとでも思ってるわけ?アルバーンは猫なんだよ!
浮奇はアルバーンに手を差し伸べアルバーンを落ち着かせようとした。
けれど、アルバーンはその手をピシャリと振り払い、シャーっと声を上げ威嚇し、哀れな様子で鳴いている。
浮奇:そこで突っ立って何してるんだよ?!アルバーンが完全な猫になって僕を引っ掻き出す前に一緒にアルバーンを押さえてよ!
浮奇が唖然としたままでいるブリスコー警官を怒鳴りつけると、
彼は鍵をガチャガチャ下手くそに差しながらすぐさま檻の錠を開けようとした。
やっとこさ鍵を開けて監房に入ると、サニーはアルバーンを掴み、浮奇と共に彼をベッドへと押さえつけた。
困り物のアルバーンはさらに大きな悲痛な声で鳴き、押さえつけられながらも激しく体をくねらせ抵抗した。
アルバーン:みゃう、みゃう。離せよう!
驚くべきことに、アルバーンは見た目よりも強かった。
そのため二人がかりでようやく彼の腕をベッドに固定するまでにはかなりの時間を要した。
サニーは安堵の息を吐き起き上がったが、すぐに気がついた。
アルバーンの足が自分の腰に巻きつき、ガッシリと捕まえているではないか。
急にアルバーンがぎゅっとやったせいで、サニーは自分達が互いの息が吹きかかるくらいにとんでもなく近づいていることに気がついた。
アルバーン:おはよう、お兄〜
アルバーンが悪戯っぽく笑いウインクすると、ブリスコー警官はあっという間に頭のてっぺんまで赤くなった。
サニー:あー、あの、俺はその、これはそういうのじゃ
ブリスコー警官は口ごもり視線をあっちこっちに彷徨(さまよ)わせていたため、この時間、キャットボーイ・アルバーンへの監視の目が緩んだ。
絶好の機会が到来したと見て、浮奇はすぐさまサニーの腰から監房の鍵を引ったくった。
浮奇:(男って本当、ちょろいよね)
浮奇は心の中でそう言いながら、アルバーンとサニーから離れた。
浮奇:鍵を取ったよ。もういいよ、アルバーン
突然、力を入れたアルバーンはサニーを押し倒した。さっきまでの発情に苦しむ様子は微塵もない。
アルバーン:檻から出してくれてありがと、警官さん
アルバーンはクスクス笑って起き上がると檻を出た。
サニーはアルバーンの後を追おうとしたが、見えない力に阻まれて起き上がれない。
浮奇が両手を突き出して超能力を使い、その能力で自分達二人が監房を出るまでサニーを動けなくしたのだ。
浮奇はサニーを檻に残したまま鍵をかけ、唖然とするブリスコー警官を見つめて言った。
浮奇:また会えるといいな、警官さん。あんたの可愛い顔を頻繁に見れたら、人生がもっとエキサイティングになる気がするんだよね〜
そして投げキスをした。
アルバーン:またね、お兄〜
アルバーンも浮奇の後ろから高い声でブリスコー警官に挨拶した。こうして浮奇、アルバーンの二人はVSFの牢屋から脱出したのだった。
ファンフィクションその10
▼意訳
卒業式の前日、ユーゴはサニー、アルバーン、浮奇、ふーちゃんに、卒業式前に最後に集まろうと声をかけた。
彼らがどこに行ったかって?バーです。
バーに行ってそれで何を飲んでどう遊ぶかって?もちろん、ワイン飲んで『Truth or dareゲーム』するに決まってるじゃないですか。Noctyxにピッタリでしょ!^^
↑『Truth or dareゲーム』のルールについてはこちらのサイトをご参照ください。この先の話が理解しやすくなります
飲みながら数ラウンド遊んだ後、ついにラッキーなことにアルバーンが質問される番になった。
浮奇:Truth or dare。真実か挑戦か
アルバーン:Truth
そしてふーちゃんがアルバーンに質問した。
ふーちゃん:アルバーンの好きなやつは誰だ?ここにいるメンツの中にいるのか、いないのか
アルバーンは急に緊張した面持ちになり、少し経ってからつっかえつっかえ答えた。
アルバーン:い、い、いるよ。この中に居る
そこにいたメンバー全員、この答えに好奇心いっぱいになった。
ユーゴは待ちきれず言った。
ユーゴ:アルバーン、教えろよ。頼むよーぉおお!
アルバーンは何も言わなかったけれどサニーの元へと歩いて行った。
そしてサニーの前へ立つと勇気を奮い起こして言った。
アルバーン:サニー。僕が好きなのは君なんだ。19歳のときから君が好きだった。勇気がなくて今まで言えなかったけど、明日が一緒に会える最後の日だから。明日が終われば僕らは離れ離れだ。後悔したくなかったから。
突然、胸がいっぱいになったアルバーンは話している途中で泣き始めた。
アルバーン:……この告白が原因で僕らの友情が壊れないことを願ってる
サニーは少しの間、黙っていた。そしてそれから、アルバーンにキスをした。
サニー:実は、俺も君が好きだった
これを聞き、残りのNoctyxの面々は拍手喝采だった。
浮奇とふーちゃんは互いにキスするには幸せすぎて衝撃を受けていたけれど、少しして「愛してるよ」と互いに言い合った。
浮奇とファルガー、サニーとアルバーン、そしてユーゴとミルクシェイクは永遠に、幸せに暮らしましたとさ。
ーおしまいー
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